Rosa†Antica(ロサ・アンティカ) - アンティーク・レトロ雑貨店の商品紹介など

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05

23

22:10
Tue
2017

No.090

フレグランス・コレクション

ロサ・アンティカの目指す在り方は、お客様の独自の美を探し出すお手伝いをするということ。
独自の、というのは私が美の定義とは人それぞれに異なるものだと考えているからです。
そう思うのは恐らく、私自身が美しいと感じる対象が、幼少時より人と異なっていたせいでしょう。
アンティーク趣味もその一つで、例えば小学校二年生の時、砂時計に魅せられた私は、クリスマスプレゼントに砂時計をお願いしました。
すると届いたのは、ファンシーな羊のイラストのついた、オレンジ色の砂の入った砂時計。
今で言えばスチームパンク風の渋いものをイメージしていた私は、些かがっかりしたものです。
真鍮の色と質感が大好きだった私は、雑貨屋で少しずつ、アールヌーヴォーデザインの灰皿、鍵の形のキーフック、手のモチーフのメモホルダー、ミニイーゼルなどを買い集めたものでした。

美は視覚的なものに限らないと思います。
美しい響き、美しい味わい、美しい手触り、美しい香りといったものもあってしかるべきでしょう。
ハーブに凝っていたのと同時期だったと思いますが、古本屋で見つけた平田幸子さんの「香りへの招待」という本を何度となく読み返し、気になる香水をメモして見つけたら試してみる、ということをしていました。

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やはり写真や説明文から惹きつけられるものは自分の好みに合った香りが多く、この本によって出会ったキャシャレルの「アナイスアナイス」と、ブロッソーの「オンブルローズ」はそれぞれ好きな花の1、2位を争う百合と薔薇の香りをベースにしているのもあり、私の中で永遠の定番となっています。
他に、好きな香りが多いメーカーはキャロン。母がアンフィニを好んでいて、飾り気のない母らしいなと思っていたのですが、ヌイ・ド・ノエル、ナルシス・ノワール、ノクターン、ベロージア、フルール・ド・ロカイユなどどれもイメージも香りも素敵なものばかりで、キャロンのページを見る度にわくわくしたものです。
幻の香りを追い求めたこともあります。好きな作家である高橋たか子の小説に出てきたウビガンの「時の香り」。
調べたのですが、ウビガンにそのような名前の香りは存在しません。もちろん有名なニナ・リッチの「レール・デュ・タン」でもありません。
仕方なく、ウビガンの別の香水、古城のイメージが魅惑的だった「シャンテリー」を専門店で購入してみましたが、これは濃厚すぎて頂けませんでした。元々ヨーロッパ人の体臭と混ざり合って香気を放つよう調香されたものですから、体臭のあまりない日本人には、強すぎる香りは合わないのです。
最近の香水は、爽やかで瑞々しい香りが多い気がしますが、持続性もあまりないのが玉に瑕です。パルファムよりオードパルファムやオードトワレが主流なのかも知れません。
よく使うのはメリーゴーランド。

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これは私が主に使っている香水ですが、相方も香りが好きで沢山持っていますので、拝借することも多く、毎日のように香りを着替えています。

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05

02

23:57
Tue
2017

No.085

熱海風雲ツアー・後編

翌日は朝食後、又しても卓球をやり、チェックアウト後ホテルの車で送って頂き、MOA美術館に向かいました。
事前に調べた情報としては、世界救世教の教祖・岡田茂吉氏の私設美術館である、という程度しか頭に入っていなかったのですが、実際行ってみて、その広大さに驚きました。
中には能楽堂や茶室、飲食施設も複数あり、様々な催しも行われているようです。
7基ものエスカレーターを乗り継ぎ昇ってゆく建物の天井は、万華鏡のように変化する色とりどりの模様が映し出され、とても幻想的。



昇り切ってムア広場に出ると、目の前に広がる相模灘。うららかな日差しに、しばし風に吹かれて景色を楽しみました。

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国宝や重要文化財が多数ある展示品の中でも興味深かったのは、岩佐又兵衛の作品「山中常盤物語絵巻」。
全巻15mに及ぶ色使い鮮やかでダイナミックな描写の絵巻は、迫力満点でした。
他にも仏像や陶磁器、絵画など膨大なコレクションを堪能。
ただ、有名な尾形光琳の「紅白梅図」は、見掛けなかったように思います。

一通り見終わってから、施設内の蕎麦屋さんでお蕎麦を、カフェレストランでお茶とデザートを頂き、バスで熱海駅に向かいました。
お土産物屋さんを覗いてから、新幹線で帰るという同行者の皆さんと別れ、相方を説き伏せて海岸へと向かいました。
廃墟を横目に階段を下り、お宮の松と貫一お宮の像を見物。

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辺りに生えている植物がどこかエキゾチックで魅惑的なので、一々立ち止まりつつ砂浜へ。

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砂浜に立ってどうしても思い出すのは、少し前に演技のワークショップで使用された「熱海殺人事件」の台本でした。

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海を満喫した後は来た道を引き返し、熱海駅前のレトロな商店街を通り抜け、ロマンチックな雰囲気の喫茶店でパフェを食べて、帰路に着きました。
次は同じメンバーで河口湖へ旅行予定。楽しみです♪

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04

30

18:24
Sun
2017

No.084

熱海風雲ツアー・前編

書きたいことは山のようにあるのに毎日が飛ぶように過ぎ去ってしまい、歯痒さしかありませんが、今月終わってしまう前に、4/2、3に行って来た熱海ツアーのレポートを。
きっかけは銀座オプティミストのまちさんの「今度風雲文庫に行きましょう」の一言でした。
ヒトラーの遺品やナチスの資料で埋め尽くされた私設博物館!
高校くらいからナチス関連に興味を抱き、書籍を読み漁っていた私には、これは行くしかないという場所でした。

ツアー参加メンバーは他にまちさんがお声がけ下さった声優の野村道子さん、お友達でお客様のブリ様、やっちゃんの計6名。
当日は熱海駅で待ち合わせ。風雲文庫に電話したら翌3日は臨時休業とのことでしたので、早速タクシーで風雲文庫に向かいました。

風雲文庫入口


運転手さんは30分位なら入口で待ちますよ、と仰って下さったのですが、絶対30分で見きれる筈がありません。
取り敢えず行って来ます、と、以前は鐘楼に吊るされていた鐘だの仏像だの、何故か白雪姫の継母や七人の小人の石像だのがあちこちに配された庭を通り抜け、聳え立つ五重塔へ。

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塔入口の手水鉢
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入口にはいきなり横山大観の「国破山河在」の書と共に、終戦時の宮城前広場の写真や戦闘服のマネキンが飾られており、階段にもぎっしりと戦時中の遺品が。
神社が設えられてあったり、千人針や戦時下の日用品、陶製の手榴弾、紙製の兜など、当時の苦境が偲ばれる数々の品々。三島由紀夫の演説写真や書などもありました。
最上階の「夢殿」にはハーケンクロイツを光背にした観音像や古事記や日本書紀などの書物、横には巨大な鉦が設置され、床几が置かれて参詣所のようになっています。
窓からは熱海の海が見渡せて、そのうららかな光景は塔内の重苦しさとは対比的でした。
塔を出て本館に向かい、絶景の広がるロビーで既に同行者の皆様は下の展示室を見終わって珈琲を飲んでいます。

本館入口
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ロビー中央にあるワルキューレのブロンズ像が素晴らしかったので撮影して良いか尋ねると、展示品は全て撮影不可とのことでした。
同行者には先に熱海城に向かって頂くことにして、急いで地下の「ヒーローの家」を見学に。
広くはないスペースですが、ここもガラスケースに展示品がぎっしり!ヒトラーが総督官邸で使用していた品々、描いた絵から、軍服やカーペットまで。
他にもナポレオンの印章や帽子、ワグナーのタクト、ビスマルクの使用していたベッド、吉田松陰の書簡、新撰組切込隊の甲冑、塔の入口にあったのと同じ大観の書や東山魁夷の絵、
そして武器系ではあからさまに実在が怪しいものまで・・・。

もっと見ていたい、と後ろ髪を引かれつつ、結局1時間は居たでしょうか。タクシーに戻り、熱海城へ。
以前、熱海旅行を計画した時、熱海城にビスクドール美術館があると知って行きたいと思っていたのですが、残念ながら今回調べてみたところ、閉館してしまっていたのです。
それで同行者と合流するも、結局熱海城には入らず。桜はまだ一部咲きくらいだったでしょうか。
花より団子ではないですが、お団子だけ食べて、宿泊先のザグランリゾートエレガンテ熱海へ向かいました。

お食事はほぼ全てのお料理に桜の花弁を象った食材が添えられ、とても美しかったです。
特に絶品だったのは、先付の桜豆腐。
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こちらは前菜盛り合せ
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食事の前後に、相方がやりたいというので遊戯室で卓球を。
中学の時卓球部だったのですが、最初は全然続かず。むきになってやっていたら段々楽しくなってきて、ラリーも10数回は続くようになりました。
その後は温泉にゆっくり浸かり、少し事務作業をしてから就寝しました。

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04

26

21:07
Wed
2017

No.083

ハフリーヌ 日本刀コレクション

5/15(月)に四谷喫茶茶会記での《哲学者の薔薇園》のゲストとしてお招きするハフリーヌさんが、ご自身のコレクションの画像を沢山送ってきて下さいました。
折角ですので一部をご紹介したいと思います。
尚、今までTARUHOで三回程「日本刀の会」を催した際にお持ち頂いた為、ほぼ実物を拝見しております。

槍 銘「國次」


脇差 銘「統行」拵えが螺鈿象嵌で豪華です。
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小柄
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金剛兵衛作の小刀、小烏丸造りと直刀。
尚、金剛兵衛先生は現在オーダーは受け付けていないとのことです。
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先日、盃のコレクションも見せて頂いたので、今度ご紹介します♪

さて、5/15当日はご友人の三本杉の脇差と、「統行」などをお持ち頂けるとのこと。
お店自体は15時から開店しておりますが、日本刀が到着するのは18時過ぎ頃の予定です。
三島由紀夫の「英霊の聲」朗読(恐らく石笛演奏付き)も行いますので、是非遊びにいらして下さいね。

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03

28

03:20
Tue
2017

No.077

ティツィアーノとヴェネツィア派展

先週土曜日、念願の「ティツィアーノとヴェネツィア派展」を観に東京都美術館に行ってきました。
実は昨年森美術館で開催された「ヴェネツィア・ルネサンスの巨匠たち」を見逃したのが痛恨の出来事だったのです。
というのも私がウフィッツィ美術館で一番好きな作品、「聖なる寓意」の作者、ジョヴァンニ・ベッリーニがフューチャーされた展示だったので。
ティッツァーノ、ティントレット、ヴェロネーゼなどのヴェネツィア派の画家も大好きで、ヴェネツィア派の画家を多く収蔵したミラノのブレラ美術館も訪れた私ですから、ティツィアーノとヴェネツィア派展の開催を知って心待ちにしていました。
先日、喫茶茶会記でのパフォーマンスにゲストでお招きした友人のベリーダンサー、メラルさんも行きたかったとのことで、誘い合わせて行くことに。
ティッツァーノはじめヴェネツィア派の画家の特徴は、光と影のコントラストの強いドラマチックな表現、という印象なのですが、解説文によると素描のフィレンツェに対し色彩のヴェネツィア、と呼ばれ、明るい色調が特徴なのだとか。確かに明るい絵も多いですが。
ギリシア神話や聖書に題材を取った作品が多いのはこの時代に限らずですが、よく見ると描かれた当時の風俗と聖書や神話時代の風俗が混ざっているのですよね。当時の人たちは違和感を覚えなかったのかしら。
ベッリーニの絵は一点しかなかったのが残念ではありますが、ヴェネツィア・ルネサンスの細やかな表現を、堪能できました。

美術館を出て、不忍池ほとりの上野骨董市へ。
マンタムさんのお店は相変わらず盛況。アラビアのお姫様のヴェールだという丸いレースを頭に乗せると、お姫様なのか河童なのか判断できるなどという怪しげな口上に笑い転げながら、4/6にお店番をするメラルさんがマンタムさんに色々と確認。
ロサ・アンティカは3/26にお店を出す予定でしたが、残念ながら雨で中止になりました。
本日28日は出店致します。ぜひ遊びにいらして下さいませ。



画像は記事の内容とは関係ないのですが、サンキョーのオルゴールドール三人娘。
ボーイッシュな衣装の子はちょっと珍しいかも。詳細はこちらをどうぞ。

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