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Rosa†Antica(ロサ・アンティカ) - アンティーク・レトロ雑貨店店主、女優、人形作家、由良瓏砂のブログ

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07

01:33
Thu
2019

No.0221

沖縄を巡る・後編 国際通り、旧海軍司令部壕、ひめゆりの塔

さて、いよいよ沖縄旅行最終日。



予定では、旧海軍司令部壕とひめゆりの塔には行くことになっていましたが、それだと時間的に少し余裕があるらしく、ゆっくり朝食でもとりつつ計画を練ろう、と相方が言うので、とりあえずホテルを出て国際通りに向かいました。

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国際通りのパーキングに車を停め、散策しましたが、朝早いのであまり開いているお店がありません。
しばらく行くと、活気のあるアーケード街へと入る道を発見。
調べてみると第一牧志公設市場を中心とするマチグヮー(市場)のようで、沖縄独特の食材や、お土産物を扱うお店がずらっと並んでいます。

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前々日品切れで食べられなかった海ぶどうが売っていたので、お土産に一パック購入。
相方はインスタントのもずくスープが気に入ったようで、購入していました。
また、シーサーも沢山売っていましたが、相方が小さな素焼きのものが気に入ったそうなので、買ってあげました。
公設市場内は、まるで上野のアメ横センタービルのような雑然とした雰囲気。ここでも色々な食材を試食させて頂きました。
肉を扱っているお店はどこも、チラガーという豚の顔の皮の燻製を売っています。薄い色から黒に近い濃い色まで三段階ありました。
沖縄では豚は丸々一頭、余さず利用するようです。
また、水族館で見たような色鮮やかな熱帯魚や海老なども売られていました。2階の食堂で捌いて料理してくれるそうです。
食堂に寄ってみたかったのですが、どう見ても落ち着ける雰囲気ではないので断念・・・。
国際通りに戻り、スターバックスコーヒーに入りました。
マチグヮーの雰囲気を堪能できたのに満足し、旧海軍司令部壕へ向かうことに。

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海軍慰霊之塔が聳え立っているのは、街を四方に見下ろせる小高い丘の上。
そこにあるガラス張りの建物が、ビジターセンターでした。

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写真展示を見てから階段を降り、資料室に入ります。
大田實司令官らが家族に宛てた手紙の内容が、非常に胸を打つものでした。
つい先日、映画「硫黄島からの手紙」を観たばかりだったので、戦地へ赴いた兵士たちの最後や家族への思いが、どれだけ悲痛だったかを容易に想像できたのです。
訪れているお客はごく僅かでしたが、皆熱心に展示品を見ていました。
資料室を出て、壕内へと続く階段を降りてゆきます。

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壕内は当時のまま保たれているそうで、砂岩の壁は兵士たちのつるはしの跡がそのまま残っています。

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将兵たちが自決した手榴弾の跡が残る幕僚室の壁や、兵士たちが出撃して行き殆どが戻らなかった壕出口など、写真を撮ることはおろか言葉を発することも躊躇われるような息苦しさを感じつつ、目を背けてはいけない歴史なのだと思って一つ一つの部屋をゆっくり見て回りました。
石灰分を含んだ地下水が滴っているところは、早くも白く結晶化しつつあり、終戦から何十年という年月が過ぎているのだと実感しました。
大田司令官は自決前、時にスパイ容疑を受け日本軍から手酷い扱いを受けた沖縄の住民たちが、いかに日本の為に勇敢に戦ったかを異例の電文にして発信していて、その現代語訳や英訳も壕内に展示されていました。

壕を出てから、ひめゆりの塔へ向かいました。
旧海軍司令部壕と比べてこちらはかなり観光客が多く、周辺にもお土産屋さんが立ち並び、賑わっています。
塔のある敷地内には、沖縄で良く見かけたガジュマルの木が何本も立っていたのですが、ここで見るガジュマルは取り分け沢山の気根でびっしり被われ、ひめゆり学徒隊の隊員たちの魂が宿っているような気がしました。

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塔と慰霊碑の間には、外科壕が大きく口を開けています。

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隣接のひめゆり平和祈念資料館には、学徒隊員と教員220余名一人ひとりの遺影と説明書きがあり、また、生存者たちの作文が展示されていました。
大分ゆっくり見たものの、全部は到底見切れないボリュームでした。
食堂に海ぶどう丼があるのを見て相方が食べたがり、私もタコライスを食べたかったのですが、もう寄っている時間がないことが分かり、レンタカー店へ戻ることにしました。



レンタカー店からは空港までシャトルバスが出ているので、これに乗って那覇空港へ行き、更に空港からのシャトルバスでLCCターミナルへ。
チェックイン、手荷物検査を済ませて待合室へ。
旅客機が遅れている旨のガイダンスが流れたので、最後のチャンスと、フードカウンターでタコライスを注文して食べました。

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飛行場の彼方に沈みゆくオレンジ色の夕陽と共に沖縄に別れを告げ、飛行機へと乗り込みました。
またいつか来られますように!

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03

03:05
Sun
2019

No.0220

沖縄を巡る・中編 美ら海水族館、エメラルドビーチ

翌日は、ホテルからすぐの美ら海水族館に行く予定でしたが、見たいと思っていた沖縄のお墓がホテルの周辺に幾つもあったので、近くに行ってみました。
家のように入れるお墓というと、聖書の中に出てくるお墓を思い浮かべてしまいますが、お墓の形状は幾つかのタイプがあるようです。
いずれにしても大きいのは、風葬だったのが大きな理由なのだとか。
水族館の立体駐車場に車を停めたのですが、駐車場の大きさに水族館のスケールが窺い知れました。
水族館内は沖縄の海を再現しているとのことで、最初に磯の生物と触れ合えるコーナー。そして珊瑚礁の海へと続きます。



ここが素晴らしかったです。色とりどりの熱帯魚が泳いでいるのですが、水槽の左上から餌を与えているので、そこに魚が群がっているのです。
それぞれの魚は泳ぎ方にも特徴があり、数匹の群れで泳いでいる魚が多かったのですが、一斉に同じ動きをするのは絵本「スイミー」を思い出しました。
個別の水槽でも、鮮やかな魚や生き物が多く、見飽きません。

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水槽の上部からは、自然光が降り注いでいます。

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こんな幻想的な光景も。

この水族館の名物は、ジンベエザメとマンタ。
黒潮の海を再現した水槽では、彼等の姿が見られます。
その大きさに、思わず歓声を上げました。
「サメ博士の部屋」という資料室では、サメの生態についての詳しい解説がありました。

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サメのお産が非常に多様だというのがとても興味深かったです。
卵生・胎生・卵胎生と全て揃っているのみならず、胎児が二つある子宮を行き来したり出産前に顔を出したり、共食いしたりする種類もあるのだとか。
水族館内にはカフェ「オーシャンブルー」があり、そこでは魚たちを見ながら食事ができるというので、入ってみました。

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イルカショーなどの時間に間に合うよう軽いものをと、タコスボールとオニオンリングをつまみながらジンベエザメが泳いでくるのを待ちました。
苔が生えるのを防ぐ為、毎日掃除をしないといけないそうで、二人のダイバーが作業をしています。
イルカショーの時間が来たので移動しようかと思いましたが、一度水族館を出ると再入場できないようなので、ハイビジョンシアターの映像上映を見に行くことに。
3時間以上堪能し、本館を出てマナティー、ウミガメの飼育施設を見て、イルカショーのあるオキちゃん劇場へ。

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水族館全貌。

イルカショーも充分楽しめたのですが、イルカショーを見ると私はついダグラス・アダムスのスラップスティックSF「銀河ヒッチハイクガイド」を思い出してしまいます。
荒唐無稽で破天荒で滅茶苦茶面白いSFですので、ご興味のある方は是非読んでみて下さい。映画にもなっています。
美ら海水族館のある海洋博公園が、またかなり広大な公園なのですが、その端の方にあるのがエメラルドビーチ。
オキちゃん劇場を出て、ビーチの方へ歩き始めました。
ビーチが近付くにつれ、美しい白い砂浜とターコイズブルーの海が見えてきて、テンションが上がります。

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エメラルド色という程澄んだ緑ではないのですが、海の他の部分に比べて、明らかに緑がかっているのは、珊瑚砂の為でしょうか。

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ビーチには木陰にベンチがあり、相方がそこで休んでいる間、波打際で珊瑚や砂を拾って遊びました。

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この後は那覇市内にあるホテルに向かう他は特に予定を決めていないというので、緋寒桜を見に行こうか、などと相談しているうち、相方が「実は最近喉の調子が良くなかったのが、どうも悪化したようだ」と言います。
私も喉の腫瘍で緊急手術したことがあるので、それは大変と、名護市の耳鼻咽喉科へ向かうことにしました。
向かう途中に桜祭りの会場や、ナゴパイナップルパークの前を通ったり、道中の景色も楽しめました。
やがて到着した医院では、待合室にかなりの人が待っていて、3時間程も待たされることに。
待ち時間に脱出ゲームのアプリをダウンロードして遊んでいましたが、これがなかなか面白い。
ゲーム苦手な私ですが、サウンドノベルと脱出ゲームはやります。特に脱出ゲームは一時期、PCゲームにはまったことがあるくらい。
この時に遊んだのはあそびごころ。というメーカーの「星の森の修理屋」というゲーム。
パズルの難易度も程好い感じでしたが、この時はクリアできませんでした。
やっと診療してもらい、幸い腫れてはいるものの大事はなかったようで、薬を出してもらい、那覇へ向かいました。
予定時刻に3時間程遅れてホテルにチェックイン。
狭い部屋でしたがお風呂は比較的広く、部屋で過ごす時間がそれ程あるわけではない私たちのとっては、この方が有難かったです。
近くのお店で夕食にしようかと探してみましたが、居酒屋のようなお店が多く、相方も沖縄料理はそれほど口に合わないということなので、コンビニでスパムおにぎりを買って済ませました。


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31

23:43
Thu
2019

No.0219

沖縄を巡る・前編 ガンガラーの谷、おきなわワールド

三隣亡展の為に松山に行った時、LCC航空券の安さに衝撃を受けた私は、アジアの国に行ったことがないこともあり、相方の誕生日の1月27日に海外旅行に行こうか、と計画を立てました。
冬に行くならどこが良いか、などと色々調べて、香港に目星をつけたのです。
ところが基本的に出不精の相方は、外国なんて言葉は通じないし治安は悪いし魅力が分からない、行きたいならプレゼンしろ、などと言います。
じゃあ国内ならどこ、と話し合っていると、沖縄はどうかと言い出しました。
紫外線恐怖症で部屋にも決して日光を入れない彼の思いがけない言葉に、私もその気になり、沖縄旅行の計画を練り始めました。
沖縄に行くなら戦争遺跡は行きたいし南国の綺麗なビーチは外せないかな、と思いつつ、はっきり言って地理が全く分かりません。
沖縄大好きだという事務所の社長と、武蔵野市倫理法人会の会長にそれぞれお勧めを聞いてみたところ、社長は「小浜島とか離島。本島なら美ら海水族館」、会長は「首里城や琉球王国の史跡」との回答でした。
いつもの如く私が忙しくて全然手が回らずにいるうち、相方がプランを立てていてくれたのですが、水族館は最初から計画に入っているけれど、首里城周辺は難しいとのこと。
今回は相方の誕生祝いでもあるので、彼が行きたい場所中心でいいや、と、任せることにしました。



仕事から帰って荷造りしてすぐ寝て、暗いうちから起き出して出発。
とても寒い日だったのですが、沖縄は秋の気温だと言います。
コートは大袈裟だろうし、でも防寒着持ってないし・・・と悩んだ挙句、部屋着にしているジェラート・ピケの暖かいパーカーをアウターにすることに。
駅へ向かう途中聞かれました。
「カッターとか鋏とか大丈夫?」
「あっ!」
ペンケースにカッター入れっぱなしでした。
2回も手荷物検査に引っ掛かったのに何て迂闊だったんだ!どこかに預けられないかな・・・考えた挙句、駅の近くの電話ボックスに隠すことにしました。
乗り継ぎも滞りなく成田空港第二ターミナルに到着。時間もあるし朝食にしよう、というと相方は「絶対嫌だ。搭乗口前まで行かないと安心できない」と言います。
松山行きの際の乗り遅れが余程トラウマになっているらしいです。
チェックインカウンターが開くと同時にチェックインを済ませ、保安検査場へ。
ここで、トラブルが発生しました。
私の荷物は2回機械を通されたものの無事クリアしたのですが、何と相方の荷物が引っ掛かっています。
「どうしたの?」
「十徳ナイフ入れたままだった」
何と、カフェバー営業で缶切りなどに使う為、相方が入手したアーミーナイフが入ったままだったのです。
人に注意しておいて、何やってるんだほんとに!!!
鋏やカッターの時はさくっと没収した係員さんも流石にそれは躊躇われたらしく「航空会社のカウンターで預かってもらうか、コインロッカーに入れて下さい」とのこと。
仕方なく戻り、コインロッカーを見ましたが、3日預けるとそこそこの金額になってしまいます。
航空会社のスタッフさんに聞くと、カウンターの係員に言えば何とかしてくれるだろうとのことなので、その時はかなり列ができていましたが、並んで順番を待ちました。
やっと番が来たので係員に預かってもらいたいと言うと「そういうサービスは行なっていません。手荷物扱いだと4千円かかります」とにべもありません。
コンビニでレターパックを買って自宅に送る、という方法を教えてくれたので最初からそうしていれば!と思いつつ急いで購入し、無事ポストに投函。
搭乗口に来た時には、もう出発時間間際になっていました。

4時間近いフライトで、那覇空港に着いたのはお昼過ぎ。
曇りとの予報でしたが晴れ間が見えていて、確かに東京より大分暖かいものの、上着無しだと肌寒いくらい。
軽いパーカーがとても役に立ちました。
モノレールで隣駅のレンタカー屋さんに行き、レンタカーを借りて向かったのは、ガンガラーの谷というところ。

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私も沖縄のガイドを見て、気になっていた場所です。
ただし、ツアーに参加する時間はないとのことで、入口のケイブカフェでお茶だけすることに。

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メニューにあったのはドリンクとアイスクリームだけだったので、ホットコーヒーと塩バニラちんすこう、紅いものアイスを頼みました。
鍾乳石がにょきにょきと下がる大きな洞穴の中でお茶ができるなんて、不思議な気分です。
それから道を挟んだ反対側にある、おきなわワールドというところへ。

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この中には、国内最大級の鍾乳洞「玉泉洞」があります。
鍾乳洞好きとしては、ここは絶対に行きたかったスポットです。
まず、ハブ資料館に向かいました。
ハブだけではなく、様々な蛇や爬虫類が展示されていて、資料も充実。
入口のタンカンと名付けられたイグアナは、グリーンイグアナのようなのですが、何故か綺麗なオレンジ色。

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蛇と触れ合えるコーナーもあります。

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ハブショーも見たのですが、何でも以前はハブやコブラとマングースの戦いを見せていたのが、動物愛護法などが原因で今では水泳対決(笑)を行うことになっていました。
蛇はいつもはウミヘビを使うそうなのですが、この日は体調が悪いとかで、代打のアカマタが出場。
どちらが勝つか予想して下さい、と言われ、数十人の見物客のうちマングースの勝利を予想したのは、私を含め12名。
ところが「よーいどん」の合図で水中に落とされた二匹のうち、マングースは必死の水かきであっという間にゴールしたのですが、アカマタは全然進もうとしません。

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最終的にはのんびりとゴールしましたが、完全にマングースの勝ちでした!
泳ぐマングースを写真に撮りたかったのですが、早すぎて間に合わず・・・。
可愛らしい勝負に、観客は大喜びでした。

お次はいよいよ、玉泉洞です。
入口入ってすぐの広間が、もう圧巻。

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ライトアップもどぎつくなく、程好い感じでした。
全長5000mあるそうなのですが、公開されているのは890mに過ぎないのだとか。
それでもかなりの長さがありましたし、様々な場所があり、鍾乳石のタイプも多種多様。

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今まで見た国内の鍾乳洞の中では、最もバラエティに富んでいたと思います。
洞窟の中は何故か暖かく、それも不思議でした。

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少し気になったのは、先が折られている鍾乳石が非常に多かったこと。
洞内の整備の為であれば仕方がないのですが、心無い見物客の為だとすれば、情けないことです。
鍾乳石の形成には恐ろしい程の時間がかかっているのだから、安易にそういうことをして欲しくないと、心から思います。

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鍾乳洞内で撮る写真は大抵いつも光が足りない為にぶれていて、残念な気持ちになるのですが、今回は新しいスマホのお陰で、暗い中でも綺麗な写真が沢山残せました。

大満足で鍾乳洞を出て、琉球王国の古民家などもゆっくり見たかったのですが、そろそろ出ないと時間が、というので駆け足で見て周り、車へ。

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翌日は朝から美ら海水族館に行くので、この日のうちに本部半島まで2時間程の道のりをドライブすることになっていたのです。
沖縄に来て印象的だったのは、建物の色。新しいマンションなどもみな、壁がクリーム色で屋根がオレンジなのは、伝統的な家屋の配色を真似た為でしょうか。
その屋根の色は、恐らく土の色なのではないかと思います。鮮やかな赤土の崖が、ドライブ中もあちこちに見られました。
素焼きのシーサーも、その土で作られているのでしょうか?
あらゆる建物に色々な姿態のシーサーが、入口には両側に二匹、屋根には真中に一匹、と居るのが、とても面白く見えました。
空は青く、雲がもくもくと湧き上がっています。
日が沈み出してからも、南国だけあって本土より日が長いようで、19時頃まで空の一部が赤く見えました。
暗くなってから、美ら海水族館近くのホテルに到着。
チェックインしてから夕飯どうしよう、と言うと、疲れている相方はアイスしか食べてないのに「コンビニでいいや」と言います。
でも折角のお誕生日にそれも寂しいので、近くのホテルのレストランに行ってみることに。
炊き込みご飯ともずく酢、サーターアンダギーの付いたソーキそば定食と、スクガラス島豆腐、海ぶどうのサラダを頼みましたが、残念ながら海ぶどうは品切れでした。

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ソーキそばは初めて食べましたが、麺がきしめんのようだと思いました。ソーキは柔らかくて美味しかったです。
帰りにコンビニで、ケーキ代わりの苺パフェを買い、部屋でお祝いしました。
車で5分のところにある姉妹ホテルの大浴場が使えるとのことでしたが、遅くなってから行こうと思ったらシャトルバスがもう終わっていたので、諦めてユニットバスで入浴。
部屋はとても広かったのですが、バス・トイレが一緒というのは、ちょっと頂けなかったです。

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18

03:20
Sun
2018

No.0206

房総を周る・後編 亀岩の洞窟、上総湊海岸、天使の隠れ家

房総の次々に変化してゆく風景を楽しみながら、しばらくドライブ。



次に到着したのは、「亀岩の洞窟」という場所。時間は15時近くになっていました。
人工の洞窟の中を滝が通っているのだそうで、滝好きの相方と洞窟好きの私がどちらも満足できる、うってつけの場所でした。
上の方で見ていたのですが、相方が「あそこにはもっとポテンシャルがあると思う」と言います。
「?」思いながら下へと降りていくと、水辺まで降りられるようになっていました。
そこから見える光景が、素晴らしいのです。
太陽光線の入り具合などによっては、もっと神秘的な光景が見られそうです。

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湿地帯に板を渡した通路の上を歩いて駐車場まで戻ると、ソフトクリームの試食をやっていました。
まだ時間があるというので食堂に寄り、朝から何も食べていなかったのでソフトクリームの乗ったワッフルとプリンを頼んで、ティータイム。

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ワッフルはそんなでもなかったのですが、ソフトクリームがミルク感たっぷりで美味しかった!
そしてここにも2匹の猫が、隙あらば食堂へと入ろうとしていたのでした。

次の目的地は海だから、陽のあるうちに辿り着きたい、と言う相方。
無事、17時少し前に着き、駐車場に入ると猫が2匹、3匹。
ドアを開けて降りると、どこからともなく現れて走り寄ってくる猫たち。
亀岩の洞窟の売店で購入した鯛せんべいを出してあげようとすると、予想外のことにそれは鯛は入っていない、鯛の形をした甘いおせんべいで、あまり食いついてきません。

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そのうち餌付けをしているらしいおじさんがやってきて車から降りると、みんなそちらへ走っていってしまいました。

砂浜へ降りると、そこは広い海岸線でした。
釣り人が一人いるだけで、あとは人影もなく、湘南の海とは違って、物寂しいくらいに静かです。
暮れてゆく海を眺めながら、波の音を聞いていました。

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あとは帰るだけ、ということで、千葉まで走って車を返し、「どこかでご飯食べようよ」というと相方が「モノレールに乗りたいな」と言います。
何だろう?と思いつつ後についていきました。
モノレールに乗って2駅先で降り、住宅街をナビを見ながら進んでいく相方。
少し迷いつつ、着いたのは「天使の隠れ家」というフレンチレストラン。

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天使の像が沢山飾られていて、私好みのポイントを抑えられています。
そういえばこの日のアクセサリも、リングとブレスレットが天使モチーフでした。
ダイニングは庭に面した部分がガラス張りになっていて、相方は「教会みたい」と言っていました。

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お料理は、前菜が2皿。最初が自家製スモークサーモン、次は選択制で、私は野菜のテリーヌ、相方はポルチーニのガレットを。
メインは私は鮮魚のブレゼ。相方は豚肉のコンフィを頼みました。
スモークサーモンと野菜のテリーヌは、位置皿の上に透明なガラスのお皿を重ねて置かれ、盛り付けもエディブルフラワーが散らされてとても綺麗でした。

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デザートプレートにはバースディメッセージとキャンドル。スタッフさんが私たちの写真を撮って下さいました。

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今回も完璧なプランを立ててくれた相方に感謝です。



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11

16

02:40
Fri
2018

No.0205

房総を周る・前編 鋸山

去年の私の誕生日、相方がサプライズで神戸旅行をプレゼントしてくれたのですが(こちら参照)、今年は2週間くらい前に「誕生日の計画で悩んでる」と打ち明けられ、切符の手配の関係上あまり遠くには行けないとのことでしたので、近場で気になる場所を幾つかピックアップして伝えました。
数日前に「今年は日帰りです」とだけ言われ、当日は9時前に家を出て電車を乗り継ぎました。
那須か日光かな、と思っていたのですが、着いたのは千葉駅。そこからレンタカーを借り、今年は千葉と判明。
鋸山の写真を見て、候補地の一つにしていたのです。
そういえば千葉って近い割に観光したことってあまり無い気がします。



バスかなと勝手に思っていたので、夜中に起きて支度をしてからそのまま起きていてしまったので、眠くならないか心配でしたが、房総の景色は今まで旅行したどこともあまり似ていなくて、眺めていて飽きることがありませんでした。
郊外っぽい風景から、田園風景、それに採掘場のようなところ、やがて海が見え、鄙びた海辺の道を少し走って、鋸山の麓に到着したのがお昼頃。
山頂へ昇るロープウェーはスイス製なのだとか。
スイスの山の上の方にある小さな村々へは、ロープウェイやケーブルカーを使って幾つか行ったことがあります。
ラウターブルンネン、ミューレン、ヴェンゲン、ツヴァイリッチーネン。
十分もすれば端から端まで歩けるくらい小さな集落だったりしますが、いずれも個性的で印象に残っています。
そんなスイスの登山鉄道にも、日本の箱根登山鉄道の払い下げ車両が使われていたのでした。

上りのロープウェイは私たちの貸切状態。写真を撮ったりしつつも、僅か4分ほどで山頂に到着しました。



山頂には思いがけず沢山の人がいました。

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展望台で下の景色を見ていると、「時間そんな無いから行こう」と相方。見どころはこの先の日本寺の中にあるのだそう。

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山道を下り、日本寺に入ってからはまた上り、いずれもかなり高低差のある、足場の悪い道。
子供の頃から鎌倉の山を歩き回り、父に度々登山にも連れていってもらっていた私にとっては散歩気分でしたが、相方には相当きつかったらしいです。
そういえば大学のサークルのメンバーを連れて鎌倉の山でお花見しようとした時も、犬を連れてひょいひょい歩く私にみんなついて来るのが精一杯だったっけ・・・・・・。
何度か「少し休もう」というのを待って、辿り着いたのが「地獄のぞき」と言われるスポット。
「下から写真撮るから行って」と言われるまま行ってみると、物凄い風です。
先端には水溜りがあったのですが、何とか降りて行きました。
下には切り立った岩壁が見え、遠くを見れば海と、その手前には山を縫って走る幹線道路。

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しばらくその絶景を楽しみました。

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地獄のぞきにいる私

別ルートで山道を降りて行くと、千五百羅漢が次々に現れるコースへ。石仏たちは頭が無かったり身体が欠けていたりするものも多かったのですが、微妙な色合いや姿形が美しかったです。

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日本一大きいという大仏も観に行きたかったのですが、相方が時間も体力ももう無理、と言うので諦めました。
岩壁に彫られた百尺観音も見逃してしまったので残念です。

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展望台の猫

帰りのロープウェイでは、ガイドさんが独特の節回しで周りの風景を解説してくれました。
車に乗り込み、次の目的地までまたしばらくドライブ。
山頂は曇りでしたが、下界は良く晴れて絶好のドライブ日和でした。

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