Rosa†Antica(ロサ・アンティカ) - アンティーク・レトロ雑貨店の商品紹介など

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06

29

21:49
Wed
2016

No.017

ドールハウスとボックスアート

ガラスドームの魅力に通じるものに、ドールハウスやボックスアートなどの模型や立体額があります。
絵画で言えば、ミニアチュールやピクチャレスク。
どうも私は澁澤龍彦氏の言う「胡桃の中の世界」、ミクロコスモスが内包されたようなものに対して言い知れぬ魅力を感じるようです。

学生時代、鎌倉の長谷にあった「ローズマリー」という輸入雑貨店がお気に入りで、よく買い物をしていました。
そのお店が閉店する時、半額セールで10万円で売り出されていたのが、3体のビスクドールが入れられたドールハウスでした。
ガラス板で仕切られレースで装飾された箱の中の小部屋には、遥かなヨーロッパの空気が閉じ込められているようでした。
ただ、背後の窓の中に貼り付けられているのがカラー写真のコピーだった為、「そんなに古いものではないんだ」とがっかりしたものです。
例えそんなに古くなくても、人形たちを大きい方からソフィア、サラ、イヴォンヌと名付け、飽きずに眺め続けてきたこのドールハウスには愛着があります。



サンマリノを旅行していた時、あるお店のウインドウに、このドールハウスと似たものを見つけました。
よく見たかったのですが、いつ開いているか分からないマイペースなお店の多いイタリアの例に漏れず、このお店も閉まっていて、残念な思いをしました。
人は簡単に手に入らないものに対して、憧れが募るものですね。
3ヶ月のイタリア滞在で、何度かそんな思いをしたものです。そのお話は、またの機会に・・・。

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06

28

01:32
Tue
2016

No.016

TARUHOのこと

私は古物商の他にも幾つかの草鞋を履いています。
その中の一つで一番新しいものは、昨年10月から始めたダイニングカフェ&バーのスタッフです。
元々、喫茶店やカフェ文化、珈琲・紅茶・ハーブなどが大好きで、学生時代からカフェイベントを開催したり、お酒も飲めないにもかかわらずカクテル作りに興味を持ち、レシピ本やバーセットを自室に揃えていたくらいですから、一も二もなくお話に乗りました。
しかもそのお店は、内装や外装にイギリスのアンティーク製品が多く使われていながらも、建物自体はアンティークというよりもジャンクと呼んだ方が良いような、極めて非現実的なフォルムを持つ、武蔵小山にあるコレクションハウスという建物の中に、マンタム氏の手により僅か一ヶ月程で忽然と現れたのです。
この不可思議なお店は、新感覚派の作家・稲垣足穂氏の名前を取ってTARUHOと名付けられ、曜日代わりで違う担当者が店を受け持つことになりました。
月・火・水が「月光密造舎」、日が「科学実験酒場」、そして私たちは金・土の担当で「哲学者の薔薇園」と名乗っております。



26日、このTARUHOが開店して無事半年を越したということで、三店舗合同のパーティが開催されました。
パーティは大盛況。個性豊かなお客様方が集まって下さり、こんなにも沢山の方々に支えられていることに、感謝の気持ちを新たにしたのでした。

変成をテーマにした「哲学者の薔薇園」では、タロット占いやゲームデー、アロマクラフト作り、花を食べる日など、毎週何かしらのイベントを開催。営業時間は18-23時です。
また、青いハーブティーやミサ用ワイン、薔薇の香りのカクテルなど変わったお茶やお酒、日によって鹿・熊・兎・駱駝・カンガルー・ニシキヘビなど珍しい食材のお料理などをお出ししております。パーティや各種イベントでのご利用もご相談に応じます。是非一度遊びにいらして下さいませ。

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ダイニングカフェ&バーTARUHO
東京都目黒区目黒本町4-3-14 コレクションハウスビル202
Twitter→@taruho_cafebar

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06

24

15:33
Fri
2016

No.015

ビスクドールに見るお国柄

アンティークビスクドールにもピンからキリまであり、最高峰のブリュや希少価値の高いA.Tなどは何千万もするものも少なくない一方、ドイツのアーモンド・マルセルなどは流通量が多く、一万ちょっとで手に入ることもあります。
フランスとドイツ以外では何故かあまりビスクドールが作られておらず、特に陶磁器メーカーの多いイギリスでビスクドールが生産されなかったのは何故なのか、気になって調べたのですが良く分かりませんでした。
すべて陶磁器製のフィギュリンという小像は陶磁器メーカーでも作られているのですが、いわゆる人形はペーパー・マッシュやワックス製が中心になるのです。
どうもイギリス人の好みには、日本人と似たところがある気がします。
永遠に変わらない堅固なものより、自然のままに変化し朽ちてゆくものへの愛着が、人間の姿に似た人形の素材に、より可変的なものを選択させたのではないかと、これは私の想像です。

フランスとドイツのビスクドールの違いですが、フランスの子はどちらかというと澄ました感じのお嬢様で、ドイツの子はもうちょっと素朴な雰囲気の子が多い印象です。
もともとファッション・ドールとして生まれたビスクドール、人形はあくまで服を見せる為のモデルだった訳ですが、ドイツではビスクドールが登場する前から、子供の玩具として人形が作られていた為でしょう。
また、職人的な技術の発達していたドイツのビスクドールには、スリーピング・アイという寝かせると目をつむる仕組みのものが多いです。



このケストナーの人形は、眉が別パーツとして作られている珍しいものです。一見して、眉が動くギミックなのかと思いました。
ビスクドールは大抵は描き眉ですが、たまに植毛されているものもあります。
この子の眉も元々は毛が植わっていたと思われますが、それにしてもなぜ眉が独立して作られているのか、興味深いところです。
このお人形はこちらで販売しております。

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06

22

23:29
Wed
2016

No.014

アトリビュートとは

アトリビュート(持物)とは、絵画や彫刻作品における、その人物を特定する持ち物などを言います。
有名な例を挙げると、ギリシア・ローマ神話に登場する神々。
月桂冠をかぶり、弓矢や竪琴を持っているのはアポロン(アポロ)ですし、鹿を連れて弓矢を持っているのはアルテミス(ディアナ)。
二匹の蛇が絡みついた羽のついた杖、ケリュケイオン(カドゥケウス)を持ち兜をかぶり、羽のついたサンダルを履いているのはヘルメス(メルクリウス)で、葡萄の蔓で編んだ冠をかぶり、葡萄の房や杯を持っているのはデュオニソス(バッカス)です。
彼らを特徴づけている、月桂冠や弓矢や竪琴、鹿、杖やサンダルや葡萄がアトリビュートです。

ここでは日本で比較的馴染みの薄いと思われる、キリスト教の聖人に因んだアトリビュートをご紹介します。

イエス・キリスト:聖心(後光のある心臓)、十字架、茨の冠、赤い衣
聖母マリア:白百合、薔薇、星、踏みつけられた蛇、赤い衣に青いマント
洗礼者ヨハネ:駱駝の毛皮、葦の十字架
マグダラのマリア:長い豊かな髪、油壺、緑の衣に赤いマント
使徒 聖ペトロ:天国の門の鍵、逆さ十字架、本、雄鶏
使徒 聖パウロ:剣、本
福音書家 聖マルコ:翼ある獅子
福音書家 聖マタイ:翼ある人(天使) 
福音書家 聖ルカ:翼ある雄牛
福音書家 聖ヨハネ:鷲
アッシジの聖フランシスコ:髑髏、聖痕
聖クリストフォロ:肩に乗せた幼児キリスト、杖、犬の頭
聖セバステァイアヌス:体に刺さった矢
聖ヒエロニムス:ライオン、髑髏、本
アレクサンドリアの聖カタリナ:車輪、本、剣
シエナの聖カタリナ:百合、本、十字架像、茨の冠、修道服
聖セシリア:オルガンなどの楽器
聖ルチア:皿の上の目玉
聖アグネス:子羊
聖ジャンヌ・ダルク:甲冑、旗
リジューの聖テレジア:薔薇、十字架像、修道服
大天使ミカエル:剣、天秤、竜
大天使ガブリエル:白百合
大天使ラファエル:杖、水筒
大天使ウリエル:本、巻物

一人の聖人に複数のアトリビュートがあることが多いので、上に挙げたものはほんの一例です。
殉教した聖人は、殉教の際の道具などがアトリビュートになることも多いので、結構禍々しいものも多いですね。
宗教画などを鑑賞する時、注意して見てみると面白いかも知れません。
私の洗礼名の聖人はリジューの聖テレジアで、同じカルメル会の修道女だったアヴィラの聖テレジアと区別する為、地名のリジューの他に、小さき花のテレジア、小さきイエズスのテレジアなどとも呼ばれます。
このテレジアの額絵がアンティークショップのサイトに掲載されていたのですが、なぜか聖母マリアと紹介されていました。
典型的なテレジアの図像だったのに、なぜ聖母マリアと間違えられたのか謎です・・・。



これは大聖年にイタリアで購入した聖人カレンダー。1年中何らかの聖人の記念日なのですね。
1枚1枚切り取れるようになっています。

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06

21

20:29
Tue
2016

No.013

天使の装飾スプーン

私はカトリックなので、聖具・聖品やキリスト教モチーフのものが好きです。というか、キリスト教に限らず宗教モチーフのものは大抵好きです。
以前骨董市で、イタリア製の天使モチーフの透かし細工の大きなスプーンを見つけ、とても好みだったので迷わず購入しました。

PB141246.jpg

自分で取っておきたいというようなものは人から見てもそうらしく、これもそのうち売れてしまいました。
しばらく経って、実家のある鎌倉の骨董屋さんで、同じデザインのスプーンとフォークのセットを発見。
「あ!」と思いましたが、何故か安かったにもかかわらず購入を躊躇ったのです。
フォークの方の装飾の先端部分が折れていたのですが、購入を即断しなかったのはそれが原因とも思えません。
以前のスプーンと、何か印象が違うのです。何だろう・・・。

帰って、前に販売したスプーンの画像を見て、理由が分かりました。
今回仕入れたものは、作りが粗いのです。
鋳造と思われますが、型が図柄に沿って抜けていません。角の処理も甘く、材質も違うみたいです。
恐らくオリジナル(?)を型取りして作ったのでしょう。

結局、セットで以前のスプーン1本より安めに値付けして、アンティークフェアに持っていったところ、お揃いのフォークを持っていてスプーンを探していた、というお客様が現れ、何とかスプーンだけ譲ってもらえないかと仰います。
フォークをどこで購入したのかと伺うと、私がスプーンを入手したのと同じ骨董市だと仰るではありませんか。
もしや私が購入したスプーンとセットのフォークだったのではないか・・だとしたら作りが・・・。
気になりつつ、スプーンのみをセット価格の半額より若干高めの金額で、お売りしたのでした。

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フォークのみ欲しい方、ご連絡下さいね。お安くお譲り致します。。
こちらでも販売しております。

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06

20

20:20
Mon
2016

No.012

骨董品の価値と価格

古物や骨董品の価格基準は、あってないようなものだと言われます。
では、価格が何で決まるのかというと、需要と供給のバランス、そして個人の価値観です。
一応相場はありますので、そこから大きく外れることはあまりないのですが、相場を知らない・気にしないお店からや、フリマやオークションなどで個人から購入することにより「掘り出し物」が見つかる可能性が生まれます。
ちなみに古物や骨董品には、偽のサインを入れたり刻印を押したり鑑定書を付けたりした、あからさまな贋作というものも存在しますが、何もなければ「○○風」ということでそれなりに商品が流通してしまうのも、この世界の面白いところです。
自分がその品物に対してどれだけの金額を払いたいか、がすべてですので、値段交渉の醍醐味もそこにあると思います。
外国のお客様には欲しいものに対する熱意が凄い方が多いので、こちらが根負けしてしまうこともしばしばです。
自分が欲しいと思えるものを、払いたい金額かそれ以下で手に入れることができたなら、その品物の市場価格がどうであれ、それは自分にとっての「掘り出し物」でしょう。

一方、欲しいかどうかは別として、希少なものを市場価格より遥かに安く入手できたら、それこそ「掘り出し物」ですが、まあそんなに良くあることではありません。
とはいえ、目利きの集まる古物市場でも、何万かで落札した掛け軸がサザビーズで何千万だかになったという話を聞きました。夢のある話ではありませんか。
私はというと、今まで貰ったり拾ったりしたもの以外の単品で最も「化けた」ものは、仕入れ値の320倍になりましたが、いかんせん仕入れ値が100円以下でしたので大したことはありません。

自分にとっての掘り出し物と言えたのは、露天の骨董市で見つけた銅版画。中央奥にモーセの十戒の石板、その手前に聖ペトロと聖パウロ、前面にアダムとイヴ、列柱に囲まれた広場にずらりと並んだ聖書の登場人物たち、という壮観な図柄。マットもなしで適当な額に入れられ、値段は1000円でした。
調べてみたところ、18世紀ドイツ・アウグスブルクのKlauber兄弟の作品と分かりました。オリジナルプリントかどうかは不明ですが、日本であまり出回っているものでないのは確かです。
手放すのも惜しい気がして部屋に飾っていましたが、銅版画をやっている友人に請われてお譲りしました。
少し残念ではありますが、愛好家の手に渡って良かったと思っています。



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06

17

01:48
Fri
2016

No.011

初の出張買取りでした

昨日はお客様の依頼で、西川口へ買取りに行って来ました。
数ヶ月前に友人のお友達である某作家さん宅より、茶道具や春画を売りたいとの相談を受け、ジャンル的に自信がなかったのでマンタムさんにお願いして、勉強の為買取りの現場を見学させて頂いたということはありましたが(ちなみに非常に珍しいものを沢山拝見できました)、独力での出張の買取りは初めてです。
一般の方のお宅なので家電メインかな、と思い、下見くらいの積もりで伺いましたが、意外と色々なものがありました。
古物商的に目ぼしいものはシャガールのリトグラフ含む絵画数点、掛け軸、焼き物、着物、バッグ、アクセサリ類などでしょうか。
物持ちが良い方で、未使用に近い綺麗なものが多かったです。
取りあえず手持ちで持ち帰れる分を引き取り、残りは後日車で、ということになりました。
「子供たちに頼んでも嫌がられてね、ほんとに助かったわ」と喜んで頂けて、こちらも嬉しくなりました。


御室凧という浮世絵のミニチュア凧。うちのメインの取扱い品目とは異なりますが、可愛い。

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06

15

02:30
Wed
2016

No.010

ガラスドームの魅力

前にも書きましたが、宝石箱や小物入れなどの箱ものは、相方のお気に入り商材です。
オルゴールが付いていたりロマンチックなデザインが多く、私も好きです。
でももっと惹かれるもの…それはドーム状のフォルム。ガラスドームに納められた、人形やオブジェなどです。

今のロサ・アンティカのマスコット的な商品に、ガラスドームに入ったベベ・ジュモーのミニチュアレプリカがあります。
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ベベ・ジュモー ミニアチュール

海外のオークションサイトで入手したものですが、底面に貼られたシールを見ると、知る人ぞ知るパリの人形店主、ロベール・カピア氏が関わっていたことが知れます。
元映画俳優のカピア氏のお店には、カトリーヌ・ドヌーブが遊びに来て店番をすることもあったとか。
人形を特集した雑誌で取り上げられていたこの店に憧れ、パリを二度目に訪れた時、フランス語の出来る友人と、店のあるギャルリ ヴェロ・ドダを訪れました。
陰影の強いギャルリの内部は、ベンヤミンが「パサージュ論」で描いた通りの夢の小路で、時の止まったようなカピア氏のお店のウインドウには、沢山のアンティークドール達が息づいていました。
目に留まったジュモーの人形を見せて欲しいと頼むと、カピア氏は気安く応じて下さり、フランス語で色々とお話して下さったのですが、何を話したのかはもう記憶の彼方です。
その人形店も、異空間に消えてしまったかのように今は無くなってしまったそうです。

ちなみに私は、マスコット商品は看板商品や目玉商品とは違い、売れなくても良いものと思っています。
それは、お店の目印であると同時にそのお店を特徴づけるようなもの。
以前は聖家族(聖ヨアキム、聖アンナ、聖マリア)を描いた幟旗をマスコット商品にしていましたが、布地は痛みやすい為、あまり持ち出さないようになりました。
PB141228.jpg
聖ヨアキム、聖アンナ、聖マリア 幟旗

ガラスドームについてもまだまだ書きたいことがありますので、いずれまた・・・。

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06

13

20:42
Mon
2016

No.09

古物商を始めたきっかけ

何事にも、きっかけというものはあります。
私が人形に興味を持ったきっかけは、書店で見つけた故・天野可淡さんの人形写真集でした。
そして、自分で人形を作り始めたのは、可淡さんのお弟子さんの展示会に足を運ぶようになったことからでした。
生前可淡さんが教えていた、自由が丘のドールスペース ピュグマリオンで、吉田良先生に師事しました。

古物屋さんをやろうと思ったきっかけも、やはり一冊の本でした。
国立のアンティークショップで見つけた、1991年に光芸出版から刊行された、「アンチック屋入門」という本です。

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安っぽい新書のノウハウ本でしたら読む気にもなれませんが、平成の刊行らしくもないハードカバーの、観覧車時計の写真だけが配された古めかしいデザインに、「アンチック屋」という時代がかった響き。中身は「アンチック屋は実店舗も必要なく、小資本で誰でも始められる」ということが具体的な数値を用いて細かく書かれています。古物商許可証の書式から、写真入りの様々な品々の紹介、海外の蚤の市情報、実際にアンティーク屋をやっている人のインタビューなど、実用的な内容が詰まっているのです。アンティーク好きならこれを読んで、やってみたくならない方がおかしい。
但し、この本の中では1万円のグラスセットは「駄物」です。当時はもちろん、売れ筋商品の価格が3000円程度の今のロサ・アンティカにだって、1万円の商品は十分高額です。
しかも、西洋アンティークとなると仕入れは海外仕入れ。到底、気軽にできるようには思えません。
ともあれ、やってみないことには、とまずは古物商許可証を取得することに。
2012年の終わりに申請を行い、2013年の年明けに晴れて許可証を手にしたのでした。

続く・・・かもしれない。

こちらは、古物の師匠マンタム氏の著作「がらくたからたから」。

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がらくたからたから

類は友を呼ぶのだなあ、とつくづく思うような、珍エピソード満載です。
アンティーク屋を目指す方には間違ってもお勧めできませんが、怪しい骨董屋を目指すなら是非とも読むべき一冊です。

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06

12

02:33
Sun
2016

No.08

人形・ヒトガタ・ドール

人形作家として活動してきた経験上も、アンティーク・ドールへの嗜好からも、ロサ・アンティカの主力商品は人形にしようと初めから決めていましたが、現実問題、人形に目を向けるお客様は決して多くはない為、人形の比率を大きくするのは難しいようです。
それどころか一般の方の目に触れることが多い、公園などでの催事では、人形に対する反応はほぼ「怖い」。
主観ですが、怖いと仰るのは若い男性に多いような気がします。

本来「可愛い」ものとして生み出された人形が、なぜこうも真逆の感情を引き起こすのか。
非常に興味深くはありますが、私の密かな野望として、創作人形とアンティークドールの垣根を取り払い、人形作家さんの販路を拡大する、というものがありますので、何とか人形へのネガティブな印象を払拭したいところです。
世の中には実に多様な人形が存在しますので、それは決して不可能ではないと思います。
私の父は私の作る人形は気持ち悪いと言い、ドイツのポングラッツ人形の写真を持ってきて「こういう人形を作れば良いのに」などと言っていました。
こけしもマトリョーシカも人形ですが、それらの人形を怖いとか気持ち悪いという人は、さすがに稀な気がします。フォルムがデフォルメされている為でしょうか。
ただ、余りにもフィギュアやおもちゃ寄りに走ると、品揃えの統一感が損なわれてしまいます。和人形や民芸品にも同じことが言えますが。
その辺は好みとセンスに頼るしかない部分でしょうね。

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