Rosa†Antica(ロサ・アンティカ) - アンティーク・レトロ雑貨店の商品紹介など

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07

30

16:05
Sat
2016

No.026

アンティークカップの愉しみ

私の実家では家族皆、珈琲、紅茶とも大好きで、毎日のように飲んでいました。
茶器は、コーヒーカップはブルーダニューブだったかのブルーオニオン。プレートやボウル等のディナーセットも同じシリーズでした。
紅茶用に使用していたのはイギリス風の青い風景柄のカップ&ソーサーでしたが、今思うとコーヒー、ティー兼用のものだったと思います。
ある時立派なカップボードを購入。新しいティーカップを飾りたくなったらしい親が買ってきたのが、フッチェンロイターのモーリッツブルクのティーカップで、それからは紅茶は主にこちらで飲むようになりました。
これらの他にも夏には涼しげなレトロな緑色のガラスのティーカップを使用したりと、お茶の種類や状況で色々使い分けていました。

私は鎌倉のアンティーク・ユーで購入した薔薇柄のラスター彩の掛かったトリオを愛用しているのですが、あまり洋食器については勉強しないままきてしまったので、このままではいけないと洋食器について調べてまとめるライティングの仕事をすることに。
その時に主に使用していたのが本邦随一の専門書である和田泰志氏の「ヨーロッパ アンティーク・カップ銘鑑」。
これで陶磁器の歴史や各窯毎の特徴、カップのシェイプやハンドルについて勉強できました。

無題

次になくてはならないのが、バックスタンプの資料。
洋書の辞典が色々と出版されています。
私が入手したのは、"Kovels' Dictionary of Marks-Pottery And Porcelain: 1650 to 1850"。
アルファベットや、盾や動物、王冠などのモチーフから、窯の名前と時期が調べられるようになっています。

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折角ですのでロサ・アンティカの取扱い商品を一客ご紹介。
コウルドンのロンドン・シェイプのカップ&ソーサーです。

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前掲の「ヨーロッパ アンティーク・カップ銘鑑」によれば、ニューヨークのティファニー社と密接な関係を持ったメーカーとのこと。
金彩技術に定評があり高貴な作風とのことですが、このカップはむしろ素朴ささえ感じられる愛らしさがあります。
思い切った色使いにもかかわらず、品良くまとまっているところはさすがです。
こちらで販売しております。

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07

26

20:30
Tue
2016

No.025

上野夏まつり骨董市

私の古物の師匠、マンタム氏が役員をやっている上野骨董市が、現在開催中です。
今年の夏の骨董市の会期は7/9(土)~8/7(日)、時間は11時~20時まで。
夏まつりの期間に合わせた開催のようです。
この骨董市は年数回、初春、桜まつり、夏まつり、秋に開催され、期間も長いもので一ヶ月。
日本一長く、そしてマンタムさん曰く日本一過酷な骨董市とのことです。
(過酷というのはあくまで出店業者にとっては、という意味です。ご心配なく)
それもその筈、日本の青空骨董市はほぼ週末のみ開催。
いかにテントがあるとはいえ、寒空の下や炎天下で何日も出店するようなところは、他にありません。
しかしここは国内外からの観光客が一年中押し寄せる観光地、上野です。
今年の桜まつり骨董市では、マンタムさんのお店の一角に、ロサ・アンティカも何日か出店させて頂いたのですが、平日でもかなりの人出でした。


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しかし前を通るのは、骨董市目当てではない花見客などです。
足を止めてもらう為に、各店舗とも外国人向けのお土産にぴったりな安い浮世絵の複製を並べたり、天然石やビーズのアクセサリ、山積みのカメラなど、観光客の興味を引きそうな商品を工夫していました。
ロサ・アンティカでは、鉄板商品であるデザインリング類がやはり人気でした。

夏の骨董市では、残念ながら予定が合わず、出店は見合わせたのですが、最終日8/7(日)のみお手伝いに行きます。
場所は、上野不忍池の下町風俗資料館から野外ステージまでの間で、一番右がマンタムさんの店舗です。
日が落ちると、不忍池の弁天堂に灯が点り、暗い池の上に浮かび上がる幻想的な光景が見られます。
夏休み、動物園や美術館に行くついでにでも、是非お立ち寄り下さいませ。

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07

23

03:39
Sat
2016

No.024

道化作家 むらいこうじ

むらいこうじ氏は写真家、画家、人形・オルゴール作家。ヨーロッパ遊学から帰国後、1979年に製作したピエロのオルゴール作品が世界中で大ヒットとなり、道化作家として有名になりました。更に舞台美術や演出にも、活動の幅を広げています。
私は画家・人形作家の木村龍氏の元で、人形教室のアシスタントや講師をしていたことがあるのですが、その龍さんにもかつてオルゴールの原型となる人形製作のお話が来たことがあったとか。実現しなかったのが残念!

このむらい氏の量産品オルゴール、かつては紙製の箱型のものを多く見掛けた気がするのですが、最近はドーム型のものをよく目にします。
紙製のピエロはオルゴールに合わせて踊りますし、ドームの中のピエロは一生懸命ハンドルを回してオルゴールを奏でます。

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前に書いたようにボックスアートやドーム状のオブジェ、そしてサーカスモチーフが大好きな私は、見つけるとつい仕入れてしまいます。
より凝ったつくりの作品も稀に出てきますので、いつか自分のコレクションに加えたいという願望も・・・。



むらい氏の常設展示が、前回のブログに書いた箱根ガラスの森美術館と同じうかいグループの、河口湖オルゴールの森で2007年から2012年まで行われていたようです。
非常に遺憾なことに、私がそれを知ったのは常設展示が終了してすぐのことでした。
オルゴールの森自体も、今まで何度か行こうとして行きそびれています。
2007年には横浜人形の家での展示もあったようですが、こちらも知らずに過ぎてしまいました。
むらい氏の作品が一堂に会するところを目にする機会が、いずれあると良いのですが・・・。

現在取扱中のむらい氏の作品その1その2

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07

20

20:20
Wed
2016

No.023

ガラスの森の思い出

暑くなってきましたね。夏になると、食卓にも涼し気なグラスやガラス器を使いたくなります。
私が愛用しているグラスは、鎌倉のブルースリーというアンティークショップで購入した、薔薇模様のエッチングの施されたワイングラス。ステムの多面体も可愛いのです。
6脚あったのについ4脚しか購入せず、後になって後悔しました。似たものを探していますがなかなか見つかりません。



ガラス工芸にはエッチングの他にも、様々な技法があります。
グラヴィールやエングレーヴィング、ダイヤモンドポイント、そしてサンドブラスト。
10何年か前、父が会社を設立し、ジャムの製造販売などと共に、サンドブラストの機械を扱うようになりました。
そして箱根ガラスの森美術館の夏休みのイベントとして10日間程、サンドブラスト体験を開催させて頂くことになったのです。

サンドブラストは、ガラスなどに細かい砂を吹き付けて磨りガラス状にする技法です。
サンドブラスト体験では、お好みのグラスを選び、イニシャルのアルファベットや様々な模様のシールでマスキングをし、模様の部分だけ透明に残るようにして、記念のグラスを作成して頂きました。
会場はガラスの森美術館の敷地の外れ、階段を下っていったところにある庭園。すぐ下には谷川が流れています。

この頃私は東京に住んでいましたが、12月に人形の二人展を控えていて、一時も手を休められないような状況でした。
幸い、ガラスの森にはゲスト用の宿泊施設があり、泊り込んでも構わないとのことでした。昼食も従業員用の施設で摂らせて頂けるというのです。
そこで、創りかけの人形と道具、朝食と夕食用に珈琲とシリアルやカロリーメイトを持ち込み、ガラスの森での生活が始まりました。
父は毎日鎌倉から車で通ってきました。
家族連れやカップルなど、沢山のお客様にサンドブラストを楽しんで頂きました。中には自分でシールを切り抜いてオリジナルの模様を作る方も。
夢のような楽しい日々でした。
従業員の方々も皆親切でしたし、ヴェネツィアをイメージした園内の施設も至れり尽くせり。
何より、ホスピタリティの高さを実感し、すっかりガラスの森を経営する、うかいグループのファンになってしまいました。

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こちらはヴェネツィアと共にガラス工芸で知られる、ボヘミアカットガラスのリキュールグラス。
食前酒やナイトキャップをお楽しみ下さい。
こちらで販売しております。

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07

14

21:56
Thu
2016

No.022

フィギュア付き装飾額

ネットで、こんなものを見つけました。



イタリア製の、レリーフと言うかフィギュアの付いた額。
フィギュアと額はプラスチック製で、絵はプリントです。
どう見ても安っぽいのですが、こういう変わったものがどうも気になってしまう性分なのです。
これは新宿アンティークフェアで、ご婦人が半額に値切って買っていかれました。
半額は流石に無理です、とお断りしたのですが、「お願い!これも買うから」と別の商品も手に取られ、熱心さに根負けしました。

次に市場に行った時、ガラクタの山の中に似た額を発見!

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欲しかったのですが不要なものがどっさり付いてくるので躊躇っているうち、流れてしまいました。
売り主に直接掛け合いに行ったところ、額と他2点程で発句の倍を言われたので「じゃあいいです」と諦めたら、発句と同額で譲って下さいました。
底値で落札して不要なものは捨てればいいようなものですが、そんな簡単にものを捨てられるなら古物屋さんなどやっていません(笑)。
ただいまこちらで販売中。

更にその後、アプリで見付けた似た額、今度はオルゴール付きです。

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紐を引くとオルゴールが鳴るのですが、妙な不協和音が響きます。
これらの額は恐らく同じところで作られたのかと思いますが、どのくらい種類があるのか、集めてみたい気がします。
是非情報お寄せ下さいませ。
これもこちらで販売中です。

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07

13

02:01
Wed
2016

No.021

鉱物・鉱石・宝石

鉱物の魅力に取り付かれている人は多いと思います。
私もその一人。
作家名にも「砂」という文字を入れているくらいです。
砂のコレクションもしています。旅先で拾ってきた砂を小さなボトルに閉じ込めて、並べて眺めてみると、同じ砂でも土地によってこうも違うのだと分かってとても楽しいのです。
このコレクションは学生時代にアルバイトをしていた北鎌倉にある「笛」という喫茶店に倣って始めました。
「笛」の棚には、お客様が旅行のお土産に持って来られた瓶詰めの砂が棚にびっしりと並べられていたのでした。今もあるのでしょうか。



ところで鉱物と鉱石、宝石の違いって分かりますか?
鉱物は「天然に産出される一定の化学組成と結晶構造を有する無機質の固体物質」を言います。
鉱石は、それらの鉱物を含む岩石のことです。
宝石は、鉱物の中で希少性が高く美しく堅牢なものを言い、硬度や希少性の点から貴石・半貴石という分類がされます。
私はどちらかというと原石に近い状態の鉱物に魅力を感じるのですが、カットされ研磨された宝石の見事さを見れば、宝石が時に人の心を惑わす蠱或的な力を持つというのも頷けます。
私が好きな宝石は、オパール、ブルームーンストーン、ラブラドライトなど。それぞれ遊色効果(プレイ・オブ・カラー)、アデュラレッセンス、ラブラドレッセンスという光学的効果を持ちます。

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これは叔母から頂いたオパールのブレスレットウォッチ。ボルダーオパールかと思われますが、まるで私の好みを分かっているような贈り物で歓喜しました。

ロサ・アンティカではオパールのリングをお取り扱い中です。
ウォーターオパールファイアーオパール、で合ってるかな。

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07

06

23:10
Wed
2016

No.020

日本刀の会

舞台活動もしている私は、舞台での自己流での立ち回りに限界を感じ、殺陣を習うことを考えました。
演目は西洋風のものが多い為、最初西洋剣術の教室を探したのですが、数が少なく、リーズナブルな金額で殺陣だけでなく剣術と杖術も教えてくれるgold castle殺陣&剣術教室に決めました。2014年夏のことです。
その後不思議なことに和ものの舞台が増え、習ったことが役に立っております。

日本刀にも自然と興味を持ち始め、調べたり展示を見に行ったりするようになりました。
私の実家にも日本刀があるので、スタッフをしている武蔵小山のカフェバーでのイベントで日本刀の会をやることを思い立ち、父に貸りることにしました。



その刀は目釘を紛失していた為、近所の刀剣博物館近くにある「刀剣 籏谷」に行ってみました。
戸山流の籏谷嘉辰氏の著書を入手して勉強していたのですが、ここは係累の方のお店らしいです。しかし残念ながら、店主は地方へ出張中でした。
それでもう一軒の刀剣屋、葵美術へ。ここではご主人が「竹の箸を削って作ればいいんですよ」と仰りながら、手近にあった目釘を入れて下さいました。
彼の見立てでは、室町時代後期の加州あたりのものではないかとのこと。
父の話では、人に見せたところ来國光ではないかと言われたとのことでしたが・・・。そのあたりのことは父のブログに書かれています。

ちなみにこれは、とあるお宅で拝見した来國光。

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そんなわけで今年2月、日本刀の会は無事開催されました。
刀好きの宮司さんのお客様が、素晴らしい小太刀と小刀二振を持ってきて下さいました。
小刀は、鍛冶職人にオーダーされたそうで、小烏丸造りと切先諸刃造りで、北斗七星の象嵌入り。
職人技を堪能させて頂きました。

好評でしたので7/22(金)に第二回として、件の宮司さんをゲストにお招きし、「日本刀と古武道の会」を開催致します。
今回は脇差と小刀が登場予定です。
会場はこちら
ご興味のある方、是非ともご来場下さいませ!

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07

05

00:31
Tue
2016

No.019

シュルレアリスム遍歴~ダリからバロまで

父が絵を描いていた為か、子供の頃から絵が好きでした。
物心ついて最初に好きになったのは、シュルレアリスムの画家、サルバドール・ダリの作品。
百科事典のギャラリーページを眺めるのが楽しみでした。
秋葉原のミナミ電機に大作、ポルト・リガトの聖母が展示されると聞き、父にせがんで観に行ったことも。
その後鎌倉駅前に、ダリの宝飾品や版画作品を収蔵した、ミナミ宝飾美術館が開館。喜んで通ったものです。
高校の美術の授業で私の作る作品と言えば、ダリに影響を受けたものばかり。
ダリの絵に描かれるような、青から黄へのグラデーションを見せる空。
目玉と唇にダリのデザインした宝飾品を模した、ダリの顔を象った仮面。
理想の家をデザインした時は、壁にダリの絵で一番好きだった「記憶の固執」と、当時好きだったドナディニの絵を描き込みました。
鎌倉の古本屋で三冊セットの大判の画集を見つけ、分割払いにしてもらって購入したのもこの頃だったように思います。
ダリ以外のシュルレアリスムの絵画も好きでした。エルンスト、マグリット、キリコ、デルボー・・・。
エルンストの「沈黙の眼」は、ダリの「時間の目」と共に、高3の時に一年をかけて作った絵本で模写しました。



その後象徴派やロマン派、ラファエロ前派などの作品に興味が移行していくのですが、シュルレアリスムは今でも好きです。
今最も好きなのは女性画家のレメディオス・バロ、そしてレオノーラ・キャリントン。
どちらも魔術的要素が色濃いところがとても惹かれます。

ダリのデザインしたタロットカードもずっと欲しいと思っていました。
このポーカー・タロット・ダリは、ダリデザインのタロットカードの小アルカナのみをトランプにしたもの。
現在絶版だそうです。

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07

03

11:58
Sun
2016

No.018

時計というオブジェ

アンティークのジャンルでは、時計も人気のアイテムです。



この時計はバロック的な表現が素晴らしいのですが、ジャンク扱いで販売した覚えがあります。
どれだけ装飾的でも、時計という機能がついていると、それを理由に実用品扱いできるところが良いですが、機械がついていることで動作確認の手間が必要となるのが、売る側としては悩ましいです。
林望氏がエッセイで、アンティーク趣味は良いのだが使わなければ意味がないので、シュースクレイパーを蒐集し、一つは実際に門のところに埋め込んで使っていると書いておられましたが、使われていないシュースクレーパーの存在意義は?と思わず心の中で突っ込んでしまいました。
しかし、時を止めてしまった時計というのは、哲学的なオブジェとしてなかなか意義深いのではないかと思います。

少し前には小さな置時計を10数個ほど扱いました。小さいので邪魔にならない、と喜んで買っていかれる方が多かったです。
私が一番好きだったのは、上に天使がついているデザインのもの。
クオーツなので電池交換可能です。

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かつて扱ったものばかりというのも何なので、イギリス製のシルバープレートの、テディベアの置時計をご紹介。
寝ているクマの表情が良いです。傍らにはネコの縫いぐるみが・・・。
こちらもクォーツなのですが、時計の嵌め込みがちょっと緩いのが難点。

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