Rosa†Antica(ロサ・アンティカ) - アンティーク・レトロ雑貨店の商品紹介など

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23:26
Wed
2016

No.052

大阪レトロ散策・前編 中崎町、味園ビル

先月10/19に「玩具館三隣亡 邪神幻想」展の為に行った大阪の様子を、レポートさせて頂きます。

当日は早朝にバスで大阪梅田駅付近に到着。老舗喫茶店サンシャインでモーニングを頼み、しばらく居座ることに。
ギャラリーの開廊時間の12時に合わせ、中崎町ギニョールへ。この2階が、会場の二アリーイコールギャラリーなのです。



会場では代表でマクラメジュエリー作家の瞳さんと参加者でメヘンディ・ジャグアタトゥーアーティストの智枝子さんが作業中でした。
三隣亡というグループ展には、様々なジャンルの第一人者として活躍するアーティストが多数参加しています。
完成度の高い作品たちが会場を埋め尽くし、壁にはヨグ・ソトースをイメージしたオブジェが怪しく光ってます。(明るいとよく分かりませんが・・・)

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オープンと同時にお客様もいらっしゃり、私たちは設営の残りを手伝ったり、資材の買出しに。それからフライヤがまだあるというので、近隣に配布に行くことに。
姉妹店のワン・プラス・ワン・ギャラリーでは関連企画「NGP3rd 深海に沈みし神殿と鱗神信仰」展をやっていて、そちらを覗くと三隣亡の空間演出も手掛けたHds氏が設営の真最中。
2階のギャラリーは白い布で覆い尽くされていて、作品を青いライトで照らして鑑賞するという趣向でした。
中崎町は古い町屋が沢山残っていて、それらを改造したレトロで可愛いお店も沢山あります。
フライヤも割とすぐになくなり、89カフェという幼稚園のような内装の絵本カフェでご飯を食べてから、ギャラリーへ戻りました。

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閉廊後に向かったのは、千日前の「味園ビル」。キャバレーやダンスホール、サウナを擁し、かつてはレジャービルとして繁栄を極めたそうですが、現在は「ミナミの魔窟」の異名を取る、アングラ・サブカルの聖地と化しているのだとか。
目的地はこのビルに店を構えるバー「夕顔楼」。店主さんとは以前から知り合いだったのですが、お店に伺うのは今回が初めて。
ビルは噂に違わぬ威容を誇っていました。何より目を引くのは、螺旋階段ならぬ螺旋スロープ。そしてその下には鯉のいる池と、激しく流れ落ちる滝。

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スロープを堪能した後、2階の飲食店街へ。ビルの中も外観に負けず劣らず、怪しさ満載。
沢山の扉が半開きになっていて、来訪者を誘います。
その中で、フロアの外れにある夕顔楼の扉は、閉ざされたままでした。
扉を開けて中へ入ると、そこは赤く染まった薄暗い空間。豪華な四角いシャンデリアが目を引きます。

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店主の間宮氏に挨拶し、珍しいお酒が沢山あるらしいものの残念ながら飲めない為、ローズソーダをオーダー。
間宮氏の好事家ぶりに感じ入りつつ、楽しい時を過ごさせて頂きました。
置いてある本が、私の本棚にあるものと結構被っていたのがちょっと嬉しかったです。
味園ビルの上階がホテルになっていると聞いたので、是非泊まってみたいと行ってみましたが、残念ながら満室。
近くのホテルを探し、折角の大阪なので「たこ焼きえびす」でたこ焼きを買って、ホテルにチェックインしたのでした。(続く)

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29

02:23
Tue
2016

No.051

ピエロの起源

以前にもご紹介した(→こちら)むらいこうじ氏のピエロのオルゴール「DANCING CLOWN」、最近幾つか入荷しました。
そのうち一つは紙製のBOXではなく、プラスチック製の珍しいもの。



これは早速売れてしまいました。
あとの2つのうち1つは、以前にも扱ったことのあるデザインですが、とても状態が良い上、外箱入り。(→こちら

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もう1つは結構ダメージ有りです。(→こちら

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ところで、「ピエロなのにクラウン?どっち?」って思いませんでしたか?
実は「ピエロ」という名称がメジャーなのは日本だけなのです。
本来はクラウンが道化師の総称で、ピエロはその中の一種。
フランスの喜劇芝居の登場人物で、可笑しさの中にある哀しみを表現する為に、涙のメイクをしているそうです。
更に遡ると、イタリアの仮面劇コメディア・デラルテに登場する道化役のプルチネッラが元になっているとか。
外見は一般的なピエロのイメージとは異なり、黒い仮面に白い服、鷲鼻で太鼓腹。イギリスではパンチと呼ばれるようになりました。
コメディア・デラルテは能と同様、ステレオタイプなキャラクター達によって演じられる即興劇です。
学生時代、藤沢市で来日公演があった時、行きたかったのですが結局行けず、残念な思いをしました。
コメディア・デラルテには悪魔の仮面を被り、赤・緑・青・黄など色とりどりの菱形模様の服を着た、悪戯者のアルレッキーノという道化役もいます。
フランスではアルルカン、イギリスではハーレクインと呼ばれています。

アルルカンといえば、私が一時期講師を務めていた木村龍さんの人形教室の隣にアトリエを持っていた、画家の西村宣造氏の得意なモチーフが、アルルカンでした。
1988年には「ARLEQUIN」という版画集も出版しています。
宣造さんが描くアルルカンは皆女性で、夢見るような繊細さとなまめかしさがありました。
宣造さんは身近な人間をモデルにすることも度々あり、私も何度か絵の中に登場させて頂いたことがあるのですが、彼の描く私は何故だかいつも三つ編みに上半身だけセーラー服で、お尻を剥き出しにして眠っているのです。
そういえば、私がセーラー服に三つ編みで人形を作っている写真がタウン誌に掲載されたことがありました。その印象が強かったのかもしれません。
そんな宣造さんが急逝されたのは、4年前の年の暮れでした。
人生の苦難を哲学的に笑い飛ばすような人だった宣造さんは、確かに道化のイメージにぴったりだったと思います。

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24

02:11
Thu
2016

No.050

TARUHO閉店

以前にも度々記事に登場させて頂いた(→こちら)、私たちが金土にスタッフを担当している武蔵小山TARUHOですが、1年と1ヶ月を迎える今月で、閉店することとなりました。



思えば昨年8月にお店を始めることが決まり、それからあっという間にオープン。
ただ、訳有り物件の為いつ終了するかも分からない状態で、トラブルも色々とありつつも何とか続けてきて、よく1年持ったものだと思います。
移転に向けて動いてはいたものの、現状まだTARUHOとしての移転は決まっておりません。
月~水に営業していた「月光密造舎」、日に営業していた「化学実験酒場」はそれぞれ別の場所での継続が決まっておりまして、私たち「哲学者の薔薇園」も月1、2回の開催や、イベント営業のお話がありますが、できれば文学や芸術の愛好者たちのサロンとして、TARUHOをどこかで続けていきたいと、場所を探しているところです。

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26日は「哲学者の薔薇園」のクロージングパーティ。営業時間18‐23時、チャージ500円と、通常営業と変わりません。
今回はラストということで、フードメニューにはTARUHOのプロデューサーでもある骨董屋・美術家マンタム氏のカレー、漫画家 森園みるく氏の梅酒&梅ソーダ、漫画家 榎本由美氏の目玉ゼリー、造形作家 太田翔氏の干し肉、そして哲学者の薔薇園ではお客様のリクエストを受けて鰐串と、猪肉のグラーシュ(チェコのシチュー)をご用意します。
TARUHOのあるコレクションハウスビルも、来年になったらどうも取り壊しになりそうな気配です。
どうぞ最後の機会に是非ご来店下さいませ。

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17

21:17
Thu
2016

No.049

古我邸 鎌倉三大洋館の一

鎌倉駅裏駅を出て、紀ノ国屋スーパーの前を右に曲がり、少し歩いてから横道に入ってゆくと、高台に広大な前庭を持つ邸宅が現れます。
子供の頃、家族と共にこの屋敷の前を通りかかった私は、その日本離れした光景に驚愕を覚えました。
獰猛な犬が居る、というのは父の冗談だったのか、実際に犬がいたのかは忘れてしまいましたが、大きくなった私はあの屋敷が本当にあったのかと、親に場所を聞いて一人で行ってみました。
屋敷は間違いなくそこにありました。それからも私は度々、屋敷を眺めに訪れました。
「古我」と記された厳しい石の表札は出ていたものの、鉄の門扉は常に閉ざされ、不思議なことにインターフォンの類はありませんでした。
この家の訪問者はどうやって来訪を知らせるのだろう、と不思議に思ったものです。
人の気配もない屋敷でしたが、ある日この家に入っていく人の姿があったのです。
質素な身なりの小柄な婦人でした。
思わず「この家の方ですか?」と声をかけたところ、「はい」とのお返事。
失礼ながら「お手伝いさんなのかな?」と思ったのでした。



この古我邸が2015年4月に、フレンチレストランとしてオープンしたというニュースを知ったのは昨夏のこと。
無論「行きたい!」と思いましたが、その時は予約が取れず、今回やっと行けることになったのです。

鎌倉では昭和の宅地造成ラッシュの中、歴史的価値のある八幡宮裏山「御谷」の開発を巡って市民が立ち上がり、財団法人鎌倉風致保存会が設立。
「古都保存法」が制定され、日本初のナショナルトラスト運動として名を馳せました。
そんな土地柄、市の「都市景観条例」によって、「景観重要建築物等」として、現在第33号までの建築物などが指定されています。
旧前田侯爵別邸(鎌倉文学館)、旧華頂宮邸と共に「鎌倉三大洋館」と呼ばれる古我邸ですが、何故かこの中で古我邸だけ、「景観重要建築物等」に指定されていません。
ともあれ、古我邸がいつまでも昔と変わらない姿であの場所に聳えていていることを、願ってやみません。

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平日の昼間だというのに、店内は賑わっていました。
お料理は軽めのフレンチで、このロケーションにしてはかなりリーズナブルです。

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バースデイランチを楽しんだ後は、馴染みの骨董屋巡りです。
線路脇の「游古洞」は、残念ながら定休日でした。
御成通りに出て、アンティークフェアin新宿でいつもご一緒する「ストロベリーフィールド」や「骨董 むら井」などを覗きます。
昔よく行っていた「KLEE」は、ブランド専門店になったようでパス。
由比ガ浜通りに出て、「ブルースリー」へ。ここは昔、格闘技のビデオなどと古物を扱う怪しいお店でしたが、今はすっかり高級なイメージの陶磁器類のお店に変身。
ここで購入したワイングラス(→こちら)は私のお気に入りです。
ふと、入ったことのないお店のウインドウが目に留まりました。飾られているのは、ドイツのクリスマスの木のおもちゃに、木の操り人形。
ここは「おもちゃだいすき&アナトールカフェ」というお店。サンタクロースを思わせる店主さんが、パペットを巧みに操って見せてくれました。
以前別の場所にあった頃友人が働いていた「トワイライトタイム」はウインドウだけ覗き、隣の「アンティーク・ユー」へ。
ここは、やはり私の愛用の、ラスター彩のティーカップのトリオを購入したお店です。
P.J.クルックという人の、興行師を描いた絵が気に入り、誕生日プレゼントに買ってもらいました。
後で調べて、このクルックさんがキング・クリムゾンのカバージャケットを手掛けている人だと知ります。かなり得した気分♪
以前装飾スプーン&フォークを購入した六地蔵の「成多屋」は、閉まっていました。
鎌倉は夜が早いので、この辺りでお店巡りは終了。
また今度、ゆっくり行きたいなと思います。

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15

23:55
Tue
2016

No.048

ちょっとひと息

怒涛のような予定が一段落し、昨日は鎌倉にお誕生日のランチに行ってきました。
鎌倉でも色々と素敵なところに行きましたので、今度はそのレポートも、と思います。
実は書きたいことも溜まっているのですが、ちゃんと書くには調べたり下書きしたり画像を準備したり何かと手間が掛かるので、続けるにはもっと気楽に更新した方がいいのではないかと思い、今回は画像もなくまとまりもないだらだらした本当の雑記です。

私はとにかくやりたいことが多いんだと思います。その時々で熱を入れる対象も異なるので、あれもこれもと収拾がつきません。
といっても熱しやすく冷めやすい訳でもなく、一度始めたことは結構しつこく続けています。
ただ、常に好きなことに好きなだけ時間を割ける程生活に余裕がないので、時間配分には常々心を悩ませております。

ずっと続けていた人形制作を最近ほとんどやっていなくて、それは私より技術も才能もある人たちが大勢活躍しているので、自分がやらなくてもいいのではないかと思い始めていた為ですが、先月2つの展示に参加させて頂き、お客様に「他の人のお人形には感じたことのない、魂のようなものが込められていると感じる」と言われたり、作品を紹介したSNSの画像にとても反響が多かったり、グループ展の参加者の方にも過ぎたお言葉を頂いて、少し自分の作品を見直す気にもなりました。
ただ人形を作るのは本当に時間がかかるので、作りかけのまま完成していない子も家には居たりします。
今、空いた時間にまた作ってみようと思うのは、ドールハウス。今までも小さいフレームの作品を何点か作っています。
出来合いの小物なども使えるので、そこまで手間を掛けなくてもできるのも魅力です。
書いているうちに写真で紹介したくなってしまいました。

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これは家のトイレのドアに飾っています。

あとは先日初挑戦した羊毛フェルト、そしてアロマキャンドルを使った作品、などなど。
やっぱりやりたいことが多すぎるみたいですね・・・。

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08

23:20
Tue
2016

No.047

ドマン?

ロサ・アンティカの業務は、相方と分業で行っております。
私は主に仕入れ、商品管理、発送担当。また、対面販売の際の接客はほぼ私。
特に取り決めをした訳ではないのですが、得意なことを任せたり任されたりしているうちに、自然とこうなりました。
ところが最近、相方が積極的に仕入れをしてくれています。
彼はかなりセンスが良いので、今後の品揃えにご期待下さい!

私のお気に入りのレリーフ額(こちらの記事参照)も見つけてくれたのですが、そのうちの一つに「Demain」のシールがありました。
前に仕入れたピエロのオルゴールと似たデザインのものです。

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リモージュ風の陶製フィギュリンのオルゴールで有名なイタリアのドマン社のようなのですが、すると今まで見つけたレリーフ額は皆、ドマン社のものなのでしょうか?
インターネットで検索してみましたが、あまり情報がなく決め手に欠ける感じでした。
ともあれ、今後も見つけたらなるべく仕入れるようにするつもりです。



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