Rosa†Antica(ロサ・アンティカ) - アンティーク・レトロ雑貨店の商品紹介など

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31

05:40
Tue
2017

No.066

フランス料理店の愉しみ

お誕生日などの記念日には、フレンチ・レストランに行く習慣になっています。
学生時代からアルバイトをしていた出版社で、料理評論家の見田盛夫氏の「西洋料理メニュー事典」というポケット版の事典を出版していたところから、フランス料理に興味を持ち、氏の出版した「エピキュリアン」などのフランス料理店ガイドを入手し、紹介されているレストランに思いを馳せたものです。
西洋建築にも興味があったので、建物自体が豪奢な西洋風の趣を持つ、シャトーレストランや一軒家レストランに憧れを抱きました。
中でも「江戸川乱歩の作品に出てきそうな」という形容詞で描かれた「ミュージアム 1999 ロアラブッシュ」は何としても行ってみたいお店でした。
初めてアール・デコ様式の石造りの外観を目にした時のときめきは、言いようがありません。その時は蝦夷鹿のお料理を頂いた記憶があります。
中庭には噴水があり、何とも典雅な雰囲気でした。
友人達とも何度か食事会を行い、一番多く行っているフレンチ・レストランです。



それから芝公園の「クレッセント」。以前は天井が高く厳めしい、チューダー朝風の内装だったようですが、やっと行けた時には改装されてすっかり明るい雰囲気の部屋になっていました。
個室を見学させて頂いたところ、様々な雰囲気のお部屋がありましたので、様々な用途に合わせて貸し切るのも良いかもしれません。

シャトー・レストランといえば「ジョエル・ロブション」。恵比寿ガーデンプレイスに聳え立つルイ王朝風建築です。
といってもミシュラン三つ星を獲得している2階のジョエル・ロブションは敷居が高すぎて、行ったのは1階の「ラ・ターブル・ドゥ・ジョエル・ロブション」。
ちなみに2017年現在、都内のミシュランの三つ星掲載のフレンチ・レストランは、「ジョエル・ロブション」と「カンテサンス」のみです。
ラ・ターブルの方は、外見から想像するよりは大分カジュアルな雰囲気でした。いつかは2階にも行ってみたいものです。

RIMG2363.jpg

ジョージアン様式の「オーベルジュ・ド・リル トーキョー」は外観のみならず、とても素晴らしい内装でした。
少し残念だったのが、壁を飾る額。巨大な肖像画の色調が暗すぎたのはいいとして、何故か川の写真が掛かっていたので。

RIMG3800.jpg

こうして書いていると切りがありませんので、今までに行ったフレンチ・レストランを都内中心にざっと列挙してみます。(ビストロも一部含みます。)

ミュージアム 1999 ロアラブッシュ
横浜元町 霧笛楼
シェ松尾 青山サロン
ラ ターブル ドゥ ジョエル・ロブション
クレッセント
レ・クレスタリーヌ
レストラン シェ・リュイ
ラ・カスケット
シラノ・ド・ベルジュラック
ジャルダン・ド・ルセーヌ
ボン・シャン
ラ・ロシェル南青山
オーベルジュ・ド・リル トーキョー
ラブレー
クーカーニョ
シェ・イノ
ジランドール
シャントレル
キノシタ
マダム・トキ
ビストロ ファヴォリ
ガストロノミー・アムール
古我邸
Gris

他にもあったかもしれませんが思い出せるのはこんなところ。
お料理についても心に残るものは沢山ありましたが、やはり味って視覚的なものに比べて忘れてしまいますね・・・。
美食家の来栖けい氏は、時間が経っても忘れることのないシンプルなお料理を出そうと、「ボニュ」というお店をオープンしたそうです。
家からも近いので、いずれ行ってみたいと思っています。

最後の「Gris」は、先日29日に相方のお誕生祝いに行ったお店です。
実はたまたま地図で見つけた、「セララバアド」というお店が気になって予約しようとしたところ、来シーズンまで予約の取れないお店であると判明。
ジャンルが「モダン・ガストロノミー」となっていたのですが、それで代わりにと探したのがGris。
お店の雰囲気は至ってカジュアルなのですが、料理の凝り具合が凄い。また、それぞれに合った飲み物とのセットを提案しています。
素材の組み合わせ、盛り付け方。驚きと発見の連続でした。
私は基本的に伝統的なものを大切にしたいというスタンスなのですが、実は実験的なものも大好きなので、かなり楽しませて頂きました♪
次の機会には、それぞれのお店のお料理についてももう少し書きますね。

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26

22:59
Thu
2017

No.065

リュージュの葉巻入れオルゴール

実は今日、別の事を書こうと思っていたのですが、かなり感動したのでこちらを先にご紹介します!
以前から市場などでも度々見かけて欲しいと思っていた、リュージュの葉巻き入れオルゴールを入手しました。



金属に多少の劣化はあるものの、ずっしりした大理石の石目が美しく、かなりの存在感。
オルゴールは鳴るけれど扉は稼動しないジャンク、と分かっていて仕入れたのですが、届いてすぐにぜんまいを巻いてオルゴールを鳴らしてみて、その響きにうっとりしました。
オルゴール博物館で聴いたアンティークオルゴールと比べても遜色のない、楽器のような繊細な音色は、日頃扱っているインテリア雑貨のオルゴールとはまるで違っていたのです。

そして今日、外出先から帰ってみますと、相方がオルゴールを修理してくれていました。
完全には無理だったそうですが、6つある扉のうち4つが開くようになったのです。

P1265253@2.jpg

扉の内側ではバレリーナがクルクルと回りながら踊り、やがて音がゆっくりになり扉が開き切ると、今度は速いテンポで曲が再開されます。
やがて扉が閉まり始め、曲も余韻を残して止まります。
ぜんまいの働きの為か、緩急のあるその動きはとても魅力的で、オートマタを見るのと同じ楽しみが味わえました。
YouTubeにも動画をアップしてくれましたので、是非ご覧になってみて下さいませ。
https://youtu.be/EK_a5FopcRU
こちらで販売しております。

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24

01:39
Tue
2017

No.064

ティーカップにヒビが・・・

前回の記事で、仕入れたカップ類で一度はお茶を飲む、というお話をしましたが、これを教えてくれたのはやはりマンタムさんでした。
確かに使ってみてこそ、手に持った時の質感、口当たり、お茶を入れた時の水色、食材を入れた時の色移り、といったものが実感でき、それをお客様に伝えることもできる訳です。
ある時、仕入れたロイヤルドルトンのティーカップにお湯を注いだところ、ピキピキと音がして内部にヒビが走ったのです!
ショックでした。購入元に問合せたところ、飾っていただけで特に何か衝撃を与えたりはしていないとのこと。諦めるよりありませんでした。
調べてみると、かつて受けた衝撃で内部構造が脆くなっていたりして、お湯を入れたタイミングでヒビが・・・ということがあるようです。
購入する時にピンと弾いたりするのは、この見えない傷を確かめるという意図もあるようです。
あくまで目安ですが、高く澄んだ音であれば無傷、鈍い音がすれば傷がある、と考えられます。
今回はインターネット経由での仕入れでしたので、音での判断はできない状況でしたが、こういうこともあるのだと勉強になりました。
そして、販売前にお茶を淹れてみて本当に良かったです。
もしそのまま販売していたら、恐らくクレームになっていたことでしょうし、仮に販売後にお客様と連絡がつかない状態になったとすれば、随分嫌な気分にさせてしまったことでしょう。
皆様も陶磁器などの購入の際は、ご注意下さいね。
でも、手に取られる際にはお店の方に一言断ってからが良いです。高価なアンティークでしたら特に。

憧れのマイセンを入手しました。ベーシックフラワー(一つ花)、マリーゴールドのデミタスカップ。
こちらで販売しております。



ベーシックフラワーは36種類の花の組み合わせで出来ていますが、ペインターによって絵付けが異なり、また一点一点手描きの為、全く同じものはないといって良いでしょう。
但し、双剣マークに二本のスクラッチが入っています。1760年以降のマイセン窯で、絵付けにムラがあったり、小さな気泡があったり、歪みがあったりという2級品に付けられる印なのです。しかし、素人目には殆ど難点は分かりません。価格は25%~50%程安くなります。1級品であれば6~8万の品物です。
このスクラッチ、1980年以降はマークの上でなく高台の縁の方にあったりもするようなので、こちらもご注意を!

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18

23:57
Wed
2017

No.063

アンティークを生活の中に

以前にも書きましたが、林望氏はアンティークもイギリス式に実用的でないと意味がないということで、コレクションのシュースクレイパーを実際に戸口に埋め込んで使用してらっしゃるそうです。
アンティークの中には眺めて楽しむのに特化したものもあるにはありますが、やはり代々受け継がれてきた古いものを使うことにこそ、喜びがあるのではないかと思います。

炭式アイロン、ってご存知ですか?幕末に日本に入ってきたそうですが、中に炭を入れてアイロンとして使用していたそうです。
私は以前これが欲しくて探していたところ、マンタムさんのお店でスワンのモチーフのものを安く見つけ、喜んで購入しました。
何に使いたかったかというと、当時ベランダでのジャンクガーデン作りにはまっていた私は、これに植物を植えてみたくて仕方なかったのです。
早速ベランダに置きましたが、植物を植えなくてもいい感じだったので、結局そのまま飾っています。



古いストーブもジャンクガーデン用に購入したいと思いながら、こちらはまだ入手に至らないまま、ベランダガーデンの手入れをする時間が取れなくなってしまいました。
そんな感じで、何かの為の道具に新しい用途を与えて蘇らせるというのも、古物の楽しみ方の一つです。

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こちらは上面にモガスタイルのお嬢さんがレリーフになっているところが、なんともいえない味があると思うのです。
おまけに背面には蝶のレリーフまでついています。こちらで販売しております。
ちなみに、炭置きも付随しておりますので、炭を入れれば実際にアイロンとしても使用できる・・・はずです。
大正・昭和初期の生活スタイルを実践している、浅井カヨさんのような方もいらっしゃることですし、当時の道具を手に入れて、実際に使用してみるのも良いかもしれません。
私はカップ類などは、一度は紅茶などを淹れて飲んでみるようにしております。
アンティークや骨董品と臆さずに、是非実用品として使ってみて下さい!

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12

22:27
Thu
2017

No.062

哲学者の薔薇園at喫茶茶会記/A STORY

昨年11月、惜しまれながら営業終了した武蔵小山TARUHO。
私と相方は金・土担当スタッフで、《哲学者の薔薇園》という名前で営業していました。
TARUHOは古道具屋兼アーティストのマンタムさんプロデュースの空間で、稲垣足穂からの命名もマンタムさんによるものです。
コレクションハウスビルという異様な建物の一角というまたとない場所でしたので、なかなか移転というのも難しいものがあったのですが、物件探しはしていました。
一方、他の曜日を担当していた月光密造舎、化学実験酒場はそれぞれ移転が決まり、私たちも四谷喫茶茶会記で第三月曜日の営業が決まっておりました。
そうしているうち、やはりマンタムさんが内装を手掛けた南新宿A STORYという時計屋さんの一角に以前から設置されていたバーが新装開店となり、そこでスタッフをやりませんかというお話が来ました。
TARUHOの移転かと思ったのですが、あくまでもBAR A STORYの曜日担当ということです。
とはいえ同じマンタムさんが関わった空間ですから、テイストはかなり似ています。
私たちはこちらでも《哲学者の薔薇園》として、やはり金・土の18-23時、営業させて頂くことになりました。
第一回目は相方のお誕生日でもある1/27(金)になります。



1/16(月)、喫茶茶会記でのイベント詳細は下記になります。
コピ・ルアクの他、スペシャルティコーヒーのパナマ・エスメラルダ・ゲイシャ、パナマ・エメラルド・マウンテン等もご用意します。
どうぞ遊びにいらして下さいませ!

***********
《哲学者の薔薇園》
at 四谷三丁目「喫茶茶会記」

幻のシベットコーヒー「コピ・ルアクを飲む」

2017/1/16(月)
15:00-23:00(22:00 L.O)
料金:charge500円+order

※イベントスペースにて

朗読ライブ「常川博行MONO語り」
~江戸川乱歩を読む~

時間:20:00-22:00
料金:1000円+order

江戸川乱歩の短編「芋虫」 他一編を朗読

総合芸術茶房 喫茶茶会記
〒160-0015 新宿区大京町2-4 1F
TEL 03-3351-7904

※地下鉄丸の内線「四谷三丁目」駅1番出口を出て右に向かい
ドトール、サンドラック、スーパーを過ぎた1つ目の路地に入る。
100mほど歩き、左側に骨組みのような4階建ての白い建物が現れたら
右路地に小さな看板「喫茶茶会記」が出ているので、その道へ入る。
つきあたりのマンション1階が入口です。
徒歩3分弱となります。
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***********
《哲学者の薔薇園》
at BAR A STORY TOKYO YOYOGI (仮)

毎週金・土 18:00-23:00
チャージ:1000円

A STORY TOKYO 新宿新南口店
〒151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷5-32-6 大西ビル#505
TEL+FAX 03-5357-7529

※JR新宿駅新南口、高島屋を明治通り口から出て明治通り沿いを
渋谷方面に歩く。
交番を越えて60mほど先、1階がファミリーマートのビル5階です。
エレベーターを上がり右側のお店になります。
徒歩5分程度になります。
C1fjnNQUAAAK6vh.jpg

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07

13:46
Sat
2017

No.061

恭賀新年

新春のお慶びを申し上げます。
今年もロサ・アンティカを宜しくお願い致します。

昨年は私にとって、色々な可能性が開けた年でした。
そしてこのブログを開始し、その一端を記す事も出来ました。
もともと、父がエッセイブログを始めた事に触発されてスタートしたこのブログですが、それだけではなく、剣術の師匠が日々ご自分の武術研究の成果について長文のブログを記しておられ、それを読む事で私自身も習った事を思い返したり気づきを得たりすることができ、同じような繰り返しで流れていってしまう日々の記憶を、記録することで多少なりとも繋ぎ留めることができるのだな、と感嘆したということもありました。
古物の師匠マンタムさんや、武蔵小山TARUHOで日曜の化学実験酒場を主催していたサイエンスライターの川口さんも、いつもFacebookで長文の記事を書いています。
川口さんはそれをスピーディにこなれた文を書く為の「文章の訓練」、マンタムさんは、常に書いていないと新奇な文章が書けない、というように仰っていました。

また、私が古物の世界に入り立ての頃、黒猫堂やロータス・ブルー、みずたま雑貨店などの骨董屋さんやアンティーク屋さんのブログを読んでいろいろと参考にさせて頂いたこともあり、自分がブログを書くことでこの世界に興味を持ち、入ろうとしている方にとって何かしらの役に立てばという思いもありました。
そもそも古物の世界に入ったのは、長い時を経た美しく貴重なものになるべく沢山触れたい(でもそれを所有する程、つまりコレクターになる程経済的に余裕がない)、そしてその魅力をできるだけ多くの人と分かち合いたい、という思いでしたから、ブログもその有効な手段になる筈です。
もともと日記の類が苦手でなかなか続かない私でしたが、読んでくれる人を想定してある程度の責任感を持って書くなら続くかも、と思ったのです。
それが功を奏したのか、それほどペースを落とさず続いていけていて、お蔭様で登録している「にほんブログ村」のランキングでも、「古美術・骨董」のジャンルで147人中最高5位、「アンティーク雑貨」のジャンルで864人中最高23位、「アート・アンティーク」のジャンルで102人中最高3位の記録を残すことができました。
これもひとえに読者の皆様のお陰です。有難うございました。

今年も、自分のフィルターを通してみた美しいもの、珍しいものを皆様にご紹介していきたいと思っております。
どうぞお付き合い下さいませ。



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